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金曜の夜 横浜「ラストワルツ」 [横浜]

2018年9月28日(金)

 関内で2軒飲んだ。
 まだ少し時間がある。
 1人になり3軒目。 
 久しぶりにロックバー「ラストワルツ」にいこう。
 横浜駅へ回り込み東口を出て右方面。
 郵便局の前を行き万里橋を渡って道の向こう側に跨ぐ。
 角には飲食店の明かりがまばゆい。
 左へ回り込んだところの暗がりに開いた扉が見える。
 開いているように見えて、もう一つドアがあった。
 入ってすぐがテーブル席。金曜の夜なので満杯だ。
 左手がカウンター席。対照的に、こちらは空。
 一番奥に座る。
 鞄は隣の席に置く。
 アメリカン・ロックが、かかっている。
 オールドクロウ(550円)をロックで頼む。
 今でこそシングルモルトなどかたむけたりもするが昔はこうだった。
 つまみは、ちょっと考えてプルドポークホットサンド(ポテトチップス、ピクルスつき 700円)。
 プルドポークというのは、豚肉を長時間かけて調理し引きむしったもの。
 アメリカの代表的な料理らしい。
 プルはPULL。引くという意味。初めて知った。
 目の前はレコードの詰まった大きな棚。
 その右手には2連のターンテーブル。
 マスターが半面ずつかけ替えていく。
 注文から調理、会計まですべて一人だから大変だ。
 音楽は70年代のウェストコーストロック中心。
 リクエストもできるが今日は混んでいるのでお任せ。
 それにリクエストは1軒前の店で、さんざんしてきた後だ。
 今かかっているのは、なんか聴いたことのある声、リズム。
 リトル・フィートではなかろうか。
 後で確認したら当たり。
 「Hoy Hoy」という編集物らしい。
 なるほど、意表を突かれた。
 ローウェル・ジョージ時代のオリジナル・アルバムは結構聴いているんだが。
 サザンの曲にも「いとしのフィート」なんてのがあったね。
 オールドクロウを、お代わり。
 ホットサンドが来た。
 ポテトチップなんて久しぶりに食べる。
 ホットサンドの具のプルドポークは、ほぐしたコンビーフみたい。
 味が濃いので、ビールなどに合わせる方がいいかも。
 ピクルスなどもまあ、つまみになる。
 西洋化した我々だが、意外と普通の食事を知らないもんだ。
 レコードの方は、いつの間にかかわっている。
 何枚かはさんで聴いたことのある声。
 ドゥービー・ブラザーズとかかな。
 後で確認したらCCRだった。
 アルバムは「コスモズ・ファクトリー」。
 うーむ、ドゥービーとCCRの区別もつかなくなっちゃったか。
 しかし本当にウェストコーストの音楽ばかりかける。
 ここのマスターはオールマンみたいなサザンロックもテリトリーのはずだが。
 昔、サザンロックの解説書みたいのを出していて、私もディスクユニオンで買った。
 昔は音楽の紹介解説本の類を読むのが好きだった。
 雑誌や本読んでレコードやCDを買う生活だった。
 肝心の音を聴かずに買うものだから、ピンとこないのも多かった。
 でも、それはそれで面白かった。
 渋谷や新宿にレコード買いに行ったり、普段聴かないようなアーチストのライブに行ったりして。
 今、その手の情報はネットにあふれている。
 音も映像もあふれている。
 CD買うのもネットだ。
 失敗はしなくなった。
 自分の好みというものも、わかってきたし。
 わかった頃には残り時間が無くなってきているが。
 酒にしても音楽にしても、せいぜい後10年から20年か。
 こればかりは、しょうがない。
 音楽で心が動くだけ良しとしなければ。
 電車の時間も気になる。
 お勘定。
 計 1800円


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ウィスキーの水割り 関内「メモリーズ」 [横浜]

2013年7月29日(月)

 なんだかんだで「メモリーズ」である。

 先客1人。
 カウンターの奥の方に座り、角の水割りを頼む。
 昔、一番苦手だったのがウィスキーの水割り。
 でも、こういうところでなら美味く感じる。
 ここのところ観ている「池中玄太」の話など。
 「鳥の詩」なんぞ、かけてもらう。
 名曲だ。
 ドラマの中ではほとんど西田敏行が歌っているのだが、やっぱり杉田バージョンの方が良いね。
 
 話題は坂口良子へ。
 坂口良子版「青い山脈」のレコードジャケットも見せてもらう。
 実を言うと私、
若い頃の坂口良子にはあまり思い入れが無かった。
 友人たちは結構騒いでいたけどね。
 タイミングの問題だろう。
 
 「ムー一族」や「俺たちは天使だ」あたりを最後に、テレビドラマ自体観なくなってしまった。
 もったいないことをしたなあ、とは思う。
 
 坂口良子が寺沢新子を演じた「青い山脈」なんて、今なら絶対観てみたい。
 今はテレビドラマが、やたらに面白い。
 それもホームドラマか、それの変形みたいなやつが良い。
 ホームドラマは「池中玄太」で、変形は「ホタルのヒカリ」だ。
 どちらも良くできている。
 ヒットするには、それなりの理由があるのだ。
 お客さんのリクエストで、ニール・セダカがかかっている。
 世代的なものもあって、ニール・セダカにも何の思い入れも無い。
 しかしこうやって聴いていると、ああ、良い曲だなあと思う。
 我ながら甘甘だ。

 
 計 2500円


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マスター外出中 「メモリーズ」 [横浜]

2013年5月31日(金)

 関内某所でパーティーの後、一人駅前の「メモリーズ」へ。
 カウンターの中には、中年の女性が一人。
 先客無し。 
 ジムビームの水割りを頼む。
 マスターは食事に行っているとのこと。
 今週はZARD特集なのだそうだ。
 たしかにバックバーの上にはZARDのCDがずらり。
 ただしマスターがいないので、別の音楽がかかっている。
 私は岡崎友紀をリクエスト。

 最近DVDで昔のTVドラマを観ることが多い。
 「おくさまは18歳」あたりもまた観てみたいが、もっと観たいのが「だから大好き」と「小さな恋の物語」。
 この二つは沖雅也との共演で局は日テレ。(「おくさまは」はTBS)
 放映当時は観ていなかった。
 「おくさまは18歳」の後番組「なんたって18歳」がさほど面白くなく、自然にフェイドアウトしてしまったのだ。
 店の女性に「なんたって18歳」には浜田光男がでていたわねえ、と言われて「えーそうだっけ」なんて反応をしたぐらい、印象が薄い。
 やはり石立鉄男の不在が大きかったのだと思う。
 「おひかえあそばせ」から「水もれ甲介」までの石立ドラマは熱心に観ていたから、まあつまりはそういうことだ。
 しかし沖雅也がいれば、また違うのではないか。
 それとは別に「だから」と「小さな」では毎回劇中で歌を歌っているらしく、それに興味がある。
 お客さんは入ってくるが、マスタC
ーは帰ってこない。

 別の店で捕まっている模様。
 さすがに、しばらくして帰ってきた。

 レコードリストにないものはCDでかけてもらう。
 この辺はマスターがいないとわからない。
 昔の歌謡曲は、聴きだすときりがない。
 
 時間も遅くなり、お客さんは一人また一人帰っていく。
 最後にアグネス・チャンの「白い靴下は似合わない」をかけてもらう。
 アグネスに特段の思い入れはないのだが、この曲だけダントツで好きだったのだ。
 今聴いてもジーンとくる。
 作詞・作曲、荒井由美。
 やはり天才だ。
 
 さあ、そろそろ帰ろう。
 計 2900円
 
 


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酔っぱらってぶらぶら 野毛「喫茶みなと」日ノ出町「オンザロード」 [横浜]

2013年5月23日(水)

 関内某所で宴会をした後、一人野毛へ向かう。
 「喫茶みなと」が開いていた。
 カウンターの奥の方に座る。
 いつものようにオールドクロウのロック。
 場が盛り上がりすぎて割り込むすきがない。
 
 まあこういうこともあるのだ。
 2杯飲んだところでオールドクロウが無くなる。
 で、別のバーボン(確かJ・W・ダント)を出してもらう。
 トータル3杯飲んだところでお勘定。
 確か2100円。

 野毛をぶらぶらするも目指す店が休みだったり、めちゃ混みだったり。
 結局、日ノ出町駅を回り込み「オンザロード」というバーのドアを開ける。
 入るのは初めてだ。
 カウンターのみの、
こじんまりとした店内。
 こちらも結構盛り上がっている。
 外に書いてあったので「ジムビーム」と言った後、棚に目がいき「いや、オールドクロウ」と訂正。
 出てきたロックは、ずいぶんともりが良い。
 すでにへべれけなので、一瞬ひるむ。
 しかし自分のペースを守れば、まだ大丈夫だろう。
 
 後からお客さんが入ってきて更ににぎやかに。
 一杯飲み終わったところで帰ろうかと思ったら柿の種が出てきた。
 すでにいた人たちにもこのタイミングで出していたから、お通しとはニュアンスが違うのかな。
 こうなると帰りずらい。
 結局、オールドクロウをもう1杯。
 二言三言マスターと言葉を交わす。
 2杯飲み終わったところで、さすがにギブだ。
 1500円払って店を出る。
 宴会で腹いっぱいになっていたので、スタ丼などはパス。
 北久里浜でモスに寄ることもなくすんなり帰宅。
 倒れるように布団に入る。
 しかし〆食いをしていないため、体は楽だ。
 なるほどなあ。
 心にとめておこう。
 


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甘い思い出たち 関内「メモリーズ」 [横浜]

2013年2月14日(木)

 「一軒目酒場 関内店」で飲んだ後。
 みんなと別れ、私だけ同じビル(関内駅前第一ビル)の地下に。
 気になっている店があるのだ。
 せっかくなので訪ねてみよう。
 地下は飲食店街になっており、ビル自体が古いので独特の雰囲気である。
 目指す店の名は「メモリーズ」。
 店頭に置いてあるチラシには「昭和歌謡曲&POPSリクエストBAR」とある。
 以前見かけた記憶がないので新しい店だろう。
 茶色のドアを開けると右側にカウンター。
 奥に細長くこじんまりとしている。
 先客は無し。
 「いらっしゃいませ」
 カウンターの中にはマスターらしき中年男性が一人。
 「こんばんわ」とあいさつしながら奥の席に着く。
 奥の上方にはテレビがあって、昔の歌謡番組らしき映像。
 ビールなどはさっき飲んできた。ウィスキーにしよう。
 カティーサークのハイボールを頼んだ。
 「カティーサーク。昔流行りましたよねえ」とマスター。
 これだけでこの店のコンセプトがわかる。
 昔を語り、思い出を楽しむ場所だ。
 
 カウンターの上には、酒のボトルと透明なプラスチックのケースに入ったスナック菓子。
 カウンターの向こうには歌謡曲のシングル盤がずらり。
 上の棚にはCDも。
 500円のチャージでお菓子食べ放題。
 レコードのリクエストも随時受け付ける。
 「どうぞ」と曲のリストを手渡された。
 南沙織、岡崎友紀、岩崎宏美、太田裕美と私の好きな70年代歌謡曲がずらりと並んでいる。
 
 しかしリストをにらみながら飲んでいるのも無粋なので、マスターと話しながらリクエストをしていく。
 
 大体はすっとかかるが、あったはずなのに見つからないなんてことも。
 話の流れからマスターが「じゃあ、これいきましょうか」とベンチャーズをかけたりもする。
 洋楽もあることをアピールするが、私はここでは歌謡曲を聴きたい。
 太田裕美の「さらばシベリヤ鉄道」をかけてもらっているとお客さんが入ってきた。
 常連さんらしい。
 こちらは結構楽しんだので、ちょうど良い。
 少しいてお勘定。
 ジムビームなども何杯か飲んで、計 2600円。
 ああ、楽しかった。


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立ち飲みでチョイ飲み 関内「寺島商店」 [横浜]

2013年2月7日(木)

 仕事で遅くなった。
 食事はこっちでしよう。
 「グリルさくらい」に行くが、しまっている。
 ええと、どうしよう。
 駅の向こうの「丸亀製麺」で、うどんでも食うか。
 ついでに一杯やっちゃおうかな。
 てなわけで立ち飲みの「寺島商店」へ。
 初挑戦である。
 場所は以前に確認してある。
 
 レトロ風な引き戸を開け店に入る。
 店内は案外広い。
 中央がテーブルカウンター。壁にもぐるりとカウンター。
 奥の厨房から「いらっしゃいませ」と声がかかる。
 右端が注文口になっている。
 「瓶ビールください」
 「キリンとサッポロがありますけど」
 「サッポロで」
 瓶ビールは500円。(赤星中瓶)
 つまみは寒ブリ刺し(300円)と鳥わさ(300円)にした。
 1300円払い、グラスをかぶった瓶ビールを受け取る。
 赤星の中瓶だ。
 つまみは後で持ってきてくれる。
 中央にはグループ客がいるので私は壁際に。
 壁には、ずらりと品書きの短冊。
 しかし正対すれば、さすがに圧迫感がある。
 チョイと斜に構えてくつろぐ。
 出入り口に向かって左手上方にはテレビ。
 私のいる位置からだと、壁に背を向ける格好になる。
 店ははやりの昭和レトロ風。
 しかしテレビはさすがに平面型だ。
 当たり前だけど。
 こういう店向けにブラウン管風味のテレビとかつくったら、うけないかな。
 画面の比率が違うから無理か。
 まずはブリが来た。
 薄く切ってあり、量も少ない。
 しかしチョイ飲みのつまみなので、これで良いのだ。
 少しして鳥わさも来た。
 ビールが無くなり、カウンターでホッピー(380円)を頼む。
 白か黒かきかれたので白で。
 用心のために「氷無しで」と付け加える。
 しかし意思の疎通がうまくいかず2、3回やり取りをする。
 出てきたホッピーにはマドラーがついてきた。
 その場で返却。
 ここいらへんのやり取りは、ホッピー独特の物である。
 何回か通えば、こちらも慣れてくる。
 しかし氷無しのホッピーにマドラーは不要だよな。
 あれだけホッピービバレッジが、かき混ぜるなってアピールしているのに。
 マドラーの置き場所もないし。
 ふと瓶を見たら、マドラーやスプーン等を入れるなと書いてある。
 リターナル瓶なので、瓶が傷ついては困るのだろう。
 まあ、いかにホッピーの瓶にマドラーを入れる人が多いかってことだ。
 もちろんジョッキに入れたままでは、飲みにくくてしょうがない。
 「ふくろ」みたいにアイスペールでもあればいいんだが。
 氷のたっぷり入ったアイスペールをかたわらに置き氷無しなってのも粋かもしれない。
 いや、ただの変人か。
 店によっちゃあ、叩き出されるかもしれないなあ。
 
 なんて馬鹿なことを考えている男が知らず、何人かの客が出て行き、入ってくる。
 混みあうこともなく、ゆったりとした雰囲気だ。
 これなら何人かで来ても大丈夫だ。
 もちろん一人のチョイ飲みもOK。
 さて、そろそろ「丸亀製麺」で、うどん食って帰るか。
 


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ブーメラン野毛へ 野毛「喫茶みなと」 [横浜]

2012年12月20日(水)

 酔っぱらって「喫茶みなと」にたどり着く。
 借りた「ネオ・ボーダー」を返すつもりでいたが、忘れてしまった。
 店は結構混んでいる。
 入口に近い端の方に座る。
 いつものオールドクロウをロックで頼む。
 オールドクロウは安くてうまいバーボンだ。
 近所の酒屋にも置いてあるので、たまに買って家で飲む。
 家で飲むときはストレートである。
 オーティス・レディングなど聴きながら飲んでいると、なかなかに幸せな気分になる。
 この間はジェイムソンも買ってみた。
 ジェイムソンは安くてうまいアイリッシュ・ウィスキー。
 飲みはじめちょっと癖があるが、慣れると気にならなくなる。
 「みなと」にもあったはずだ。
 まあここでは、ある限りオードクロウだが。
 BGMはSHOGUN。
 昔懐かしき「俺たちは天使だ」のテーマソングである。
 沖雅也演ずる所長の武器は何とブーメラン。
 「ネオ・ボーダー」とリンクするではないか。
 もっとも私は渋マスに言われて思い出した。
 柴田恭平演ずるダーツがダーツを操っていたのは覚えていた。
 当たり前か。まんまだもんなあ。
 「俺たちは天使だ」と、松田優作の「探偵物語」。それに「傷だらけの天使」が私にとってのハードボイルド探偵物のルーツである。
 それにコミックの「事件屋稼業」と「ハード&ルーズ」が加わる。
 「傷だらけの天使」の放映開始が1974年10月。「俺たちは天使だ」が1979年4月。「探偵物語」は1979年9月。
 「事件屋稼業」の連載開始が1979年12月。「ハード&ルーズ」が1983年(月不明)。
 じわじわっとつながっている。
 この中で目を引くのは1979年だ。
 「イラン革命」「中越戦争」「サダム・フセイン、イラク大統領に就任」「イラン、アメリカ大使館襲撃事件」「ソ連のアフガニスタン侵攻」と時代の結節点である。
 アメリカのスリーマイル島原子力発電所で放射能漏れの事故が起きたのもこの年だ。
 音楽的には前年にジョニー・ロットンがセックスピストルズを脱退。
 翌年にはカプリコーンが倒産。
 イーグルスが「ロング・ラン」を発表し、来日。翌年には活動停止。
 パンクが終わり、サザンロックが終わり、いわゆるウェストコーストロックが終わった。
 ソウルやファンクどころか、ブームとしてのディスコ・ミュージックもそろそろ終わりだ。
 そしてボブ・マーリー来日。
 狩撫麻礼に戻ってきた。
 目の前にはコミックスの単行本。
 狩撫麻礼が別名義で書いた競馬ものらしい。
 「ほう」とは思うものの、酔っていて名前を記憶する気になれない。
 オールドクロウは3杯飲む。
 ふらふらと店を出て「伝説のすた丼屋」ですた丼を食う。
 夜中に腹の減る年齢でもないのに、つい何か食べてしまう。
 
 さあ、帰ろう。


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あなたの心に 野毛 「喫茶みなと」 [横浜]

2012年11月9日(金)

 すっかり酔っぱらって「喫茶みなと」にたどりついた。
 夜も更けているので、お客さんでにぎわっている。
 いつものオールドクロウをロックで頼む。
 Sマスは「黄金を抱いて翔べ」をほめていた。
 私も「のぼうの城」を観たのだが、こちらの方は手放しで絶賛というわけにはいかない。
 しかし面白かったことは確かだ。
 詳しく語るには酔った頭では無理だし、自分でも整理のつかないところがある。
 「これ、読みます?」と差し出されたのは「ネオ・ボーダー」の単行本。
 連載が滞っているという話を聞いていたが、単行本が出たか。
 あの「ボーダー」を平安時代に甦らせた話らしい。
 
 ふいに、ある曲が聞こえてきた。
 私の大好きな歌だがカバーのようだ。
 しかしオリジナルの肝を良くとらえた歌唱が素晴らしい。
 出会いがしらでもあり一瞬かたまる。
 そういえば早い時間に入った「いっとん」では「トラベリン・バス」がかかっていたっけ。
 ウィスキーを何杯か飲み、コーヒーで〆る。
 「ネオ・ボーダー」は小さなバッグに入らず、今日買ったオーティス・レディングのCDと一緒にビニール袋に入れる。
 このまま帰ればいいのだが、つい「東京チカラめし」に入ってしまう。
 翌日起きると胃が重い。
 五十男に深夜の「チカラめし」は危険である。
 

 


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ビールとレバー 鶴見「立ち飲みとっちゃん 鶴見店」 [横浜]

2012年10月10日(水)

 半日かけて人間ドック。
 去年まであった不整脈が今年は出ていないようだ。
 めでたい。
 しかし尿酸値が多少高い。
 うーむ。今夏は猛暑で、ビールも結構飲んじゃったからなあ。

 なんだかんだあって夕方鶴見である。
 11月1日の「CIAL」開店に向けて、駅は相変わらず工事中。
 駅の近くもあちこち再開発中である。
 すたすた歩いて「立ち飲み とっちゃん」にたどり着く。
 ヘルメット姿の看板のキャラがこう状況にふさわしい。
 なんだかんだ言っても、まずは生ビール(395円)。
 つまみは牛すじ煮込み(300円)。
 それに焼き鳥。大山鶏とりかわ、大山鶏こころ、はらみ、たん。各80円。すべて塩。
 全て美味い。
 立ち飲みの名店である。
 16時台なので私の他には2~3人。
 こいつは贅沢な時間だなあ。
 ビールの後は3冷ホッピー(395円)。
 注げばジョッキにきちんと収まる。
 やはりホッピーは、この割合が良い。
 チョイ飲みを堪能して、計1,410円。

 ラッシュ前の電車に乗り無事帰宅。
 夕食を済ませ、尿酸値について調べる。
 高いと痛風の原因になる。
 プリン体の多い食品の多量摂取、肥満、ストレス、アルコールの多量摂取などが原因。
 ビールにプリン体が多いのは有名。
 肉や魚に多く、特にレバーやカツオには多い。
 うああ、これらを制限しなけりゃあならないとすると、ある種の酒飲みにとっては死ねと言っているようなもんだな。
 今日もビールにレバーいっちまったし。
 ただ自宅で飲むのはビール風飲料だし、レバーやカツオも始終食べるわけではない。
 ちなみにアジの干物や納豆なんかにもプリン体は多い。
 これらは私の朝食の定番である。
 しかし体に良い栄養素も含んでいるわけで、要はバランスの良い食事を心がける方が大事なのではないか。
 


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野毛で横須賀の話 野毛「喫茶みなと」 [横浜]

2012年5月9日(水)

 久しぶりの「喫茶みなと」である。
 いつものオールドクロウを頼む。
 マスターは、映画の撮影で横須賀に行ったとのこと。
 連休中のこととて、どこも混雑していたが、中々面白かったようだ。
 「若松飲食店街」の話などもする。
 横須賀中央駅の近くにある、迷路のようなスナック街だ。
 別名「若松マーケット」と言い、昭和レトロな景観を売りに再生計画も動いているらしい。
 私はスナックという形態が苦手なのであまり足を踏み入れないが、探せば面白そうな店がありそうだ。
 理想を言えば内装が小ざっぱりしていて、カラオケが無くて、ママさんが美人で、気の利いたつまみがあって、値段が手ごろってな店があればいいが、そんなところはまず無い。
 あったら常連客でいつも一杯だろう。
 まあスナックはともかく、気楽に立ち寄れるバーってのは必要だ。
 その点ここ(みなと)は具合が良い。
 美人ママもいないし、つまみも無いが、ふらりと立ち寄って「湯けむりスナイパー」の話など出来る。
 かかっている音楽も格好良い。
 ただ、開店時間が遅いのが難点だ。
 最近の私は老化が進んできて、夜に弱くなっている。
 下手すりゃあ22時には寝ていたりするからね。
 
 だったら酒飲み生活から手を引けばいいわけだが、それもさみしい。
 何とか両立できる道を探すしかないだろう。
 って、まだ五十代の人間の台詞じゃないな。
 鎌倉の「映画館」で、こんなこと言っていたら叱られそうだ。
 おやおや、いつの間にか店も混んできた。
 さて、ここいらで帰ろう。
 ここで飲んだのはウィスキー2杯だが、その前にしこたま飲んでいる。
 気をつけなきゃね。


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