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多摩川スワンプでバーボン 新丸子「デレク&ドミノス」 [川崎]

2013年2月25日(月)

 今日は休日。
 東横線の新丸子へ。
 特急で武蔵小杉まで行き乗り換え。来た電車に乗ったら多摩川駅だった。
 一駅戻らなきゃ。
 まさに間抜けだ。
 

 目指すは、ロックバーの「デレク&ドミノス」。
 駅の東口を出て、商店街をまっすぐ。
 綱島街道をまたぎ、少し行った右手。
 HPによると昔のアメリカンロックとバーボンの店らしい。
 カジュアルな店構えで、すっと入れる。
 中は左右にカウンター。
 右手のカウンターの中に男性が一人。
 時間が早いせいか(18時15分くらい)先客は無し。
 とりあえず人のいる側のカウンター席に座り、生ビールを頼む。
 つまみにはカレースナックナッツというもの。
 カレー味の豆のスナック。確か300円。
 バックバーにはバーボンのボトルがずらり。
 BGMはアメリカンロックが控えめの音量で流れている。
 これなら寛げそうだ。
 様子を見ながら店の方とバーボンの話など。
 といっても、こちらには語るほどの知識はない。
 店の人も薀蓄披露系ではないようだ。
 私はオールドクロウを頼み、ビームスチョイスに行く。
 ビームスチョイスがある店は珍しい。
 美味い記憶があったのだが、あらためて飲むとさほどでもない。
 結局、オールドクロウへ戻る。
 オールドクロウのボトルは、そこいらで見かけるものとは違う。
 きけば90年代頃のラベルとのこと。
 もっとも中身は現行の物だ。
 やがて音楽の話へ。
 今かかっているのは、ドゥービー・ブラザーズのCDだ。
 再結成後の奴で、今のところの最新版である。
 私は持っていないが、なかなか良い。
 少しずつお客さんが入ってくる。
 やがて女性スタッフも入ってきた。
 最初からいた男性はマスターのようだ。
 客は常連さんが多いようで、店が賑やかになる。
 しかし、まったりとした雰囲気は変わらない。
 これはマスターの人柄によるものかな。
 つまみが無くなり、キャベツパニック(350円)というものを頼む。
 ざっくりと切った生のキャベツに味噌が添えてある。
 キャベツも味噌もなかなかうまい。
 しかし、このタイミングで頼むには量が多かった。
 それでもバリバリと食べ、そろそろお勘定と思っていたらマスターから声がかかる。
 話の展開から、サニー・ランドレスやらロス・ロンリーボーイズなどもかけてもらう。
 常連さんもいるので恐縮である。
 最終的には生ビール1杯、バーボン4杯、つまみ2品で3920円。
 ああ、楽しかった。
 私が落ち着くのは、どうもこういう場所のようだ。
 駅に向かう途中「すき屋」でカレー南蛮牛丼。
 これできれいに収まるはずが、衣笠でまたモスバーガーによる。
 俺ってやつは。


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川崎サクサク 川崎 TOHOシネマズ川崎「パイレーツ・オブ・ロック」 「立ち呑み天下」「元祖 立ち飲み屋」 [川崎]

2009年10月28日(水)

 川崎に、映画を観に行く。
 まずは恒例の「天龍 銀座街店」で、五目かたやきそば(735円)。
 チケットを買ってから、タワーレコードで「ブルース&ソウル・レコーズ」と、「ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン」を買う。
 
 時間になり映画館へ。
 観たのは「パイレーツ・ロック」。
 1966年のイギリスを舞台にした、ロック・ムービー。
 当時、実際にあった海賊放送局がモデルらしい。
 いきなりキンクスから始まる。曲は確か「All Day And All Of The Night」。
 これでもう、つかみはOKだ。
 イギリスのロックの青春時代が、軽快に描かれていく。
 この軽快さが、気持良い。
 映画としちゃあ、つっこみ不足のところも多々ある。だから、かかっている音楽に思い入れがあるかどうかで、印象は変わってくるだろう。
 私は同時代的には、ずれている。しかしキンクスが好きだったこともあって、古い音楽はレコードでずいぶん
聴いていた。
 「キャデラック・レコード」もそうだが、最近、面白い音楽映画が作られている。
 この調子で、バリバリ作ってもらいたい。
 「ルイ・ジョーダン物語」とか「サム・クック物語」なんてあったら、絶対観てみたいもんだ。

 映画の後は、いつもの「立ち呑み 天下」。
 アサヒスーパードライ大瓶(450円)。つまみはポテトサラダ(240円)。
 
690円払って、カウンターにつく。

 もう結構先客がいて、楽しそうだ。

 立ち飲みも、やはり軽快さが気持ちいい。
 私も、さっくり次の店へ。

 やはり定番の「元祖 立ち飲み屋」。
 ホッピーセット(450円)に、牛モツ煮込み(300円)。
 ホッピーは、たっぷりの氷入り。ホッピー入れても半分以上あまる。
 いつもは、あんまりやらないんだけど、ナカ(100円)だけお代わり。
 つまみに、チキン南蛮(350円)。
 さくっと飲み食いして 計 1200円。 
 


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川崎で南極 川崎「天龍」「TOHOシネマズ川崎」「元祖 立ち飲み屋」 [川崎]

2009年9月1日(火)

 川崎に映画を観に行く。
 映画館は、TOHOシネマズ川崎。京急の駅に近い川崎DICEの上にある。
 昼飯はDICE近くの「天龍 銀座街店」。12時前なので並ぶことなく入店できた。冷やし坦々麺と餃子を頼む。餃子は小ぶりで、野菜多め
のアッサリした物。

 飯食った後、とりあえず映画のチケットを買う。「本日は大変混んでます」とのこと。上映時間までまだ1時間以上あるのに、席はかなりうまっている。隣のいないところなんていう選び方は出来ない。もっとも、今からそんなこと言っていても、あまり意味ないけど。

 チケットを買い、また外に出る。
 DICEにゃあ「HMV」も「あおい書店」も「東急ハンズ」も「さくらや」もあって、時間つぶしには困らない。が、
やはり街の空気を吸いたい。
 今日は台風一過。日差し強く、気温高く、空気は乾いている。
 チネチッタの前の通りでは、頭上のパラソルから水蒸気のような物を噴霧している。「20世紀少年」を観た後だったりしたら、不気味だろうなあ。

 タワー・レコードで「ブルース&ソウル・レコーズ」を買う。今回の表紙はジョニー・ウィンターだ。最初、ブルース・コーナーに行ったら無かった。発売月を勘違いしてたのかなと思ったら、雑誌売り場に一冊だけあった。売れてるのだろうか。
 チッタに代表されるように、お洒落になった川崎。だが街を歩けば、まだ「Down And Out Blues」的な気分も残っている。

 
時間になり、DICEに戻る。
 映画は「南極料理人」。
 舞台は南極の奥地にある、ふじドーム基地。標高は富士山より高い極寒の地。ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスすら生きることが出来ない。当然生活は制限され、ストレスのたまることもある。とはいえ話しそのもは、割とゆるゆると進んでゆく。
 これがハリウッドなら、もっとドラマチックに盛り上げるんだろうなあ。
 いつ、氷の中に謎の物体が発見されるかとドキドキしたが、気配すら無い。勿論、ペンギンが歌い踊るようなことも無い。

 主役は堺雅人。基地の料理人だ。したがって食事のシーンが多い。
 一番面白かったのは、ラーメンをめぐるエピソード。
 好きな人にとっては、ラーメンの無い生活ってのは、悪夢だろう。
 「究極の単身赴任」てえキャッチフレーズが付いていたが、確かにそうかもしれない。これ以上となると、宇宙か。
 もっとも、1年半っていう期間限定。気心の知れた仲間はいるし、案外楽しそうだなあという気分にもなるけど。
   
 映画の後は酒。
 終わった時間が16時近かったので、線路の向こうの「元祖 立ち飲み屋」へ向かう。
 もうすでに数人飲んでいる。カウンターの真ん中にとりつき、まずは生ビール(350円)。
つまみは、牛モツ塩煮込み(300円)にした。
 
 単身赴任じゃなくても、川崎あたりなら出張で来ている人もいるかもしれない。私自身はその手の事にあまり縁が無いが、出張馴れしている人にとっては、行った先の街で一杯なんてのは、なかなかの楽しみなのではないか。
 経費削減で余裕が無ければ、こういう安い店も有るわけだ。

 客が、どんどん入ってくる。ほとんどの人が、マグロの刺身を頼んでいる。見れば、なかなか美味そうだ。
 ビールの後は、生レモンサワー(300円)。グラスのはしに引っ掛けてあるレモンを自分で絞り、残りはサワーの中へ。これで煮込みを片付け、更にレモン。それとマグロステーキ(300円)を頼んだ。刺身とも思ったのだが、煮込みの後だ。壁に張ってある本日のお勧めも、マグロステーキである。
 出てきたのは、表面を軽くあぶったタタキ風の物。下はスライスしたタマネギ、上には刻んだ浅葱がたっぷり乗っている。

 両方平らげて、計 1,550円。
 うーん、リーズナブル。
 駅から近いし、仕事帰りに軽く一杯なんてえ人には、最適だろう。
 前にも書いたが、本日のお勧めの下に明日のお勧めが書いてあるのが面白い。これを見て、明日も来ようとか、明日は止めておこうなんて考える人って、いるのだろうか。

 
帰りの電車はいささか混んだが、これはもうしょうがないかな。
 


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移転先は駅の向こう 川崎「立ち呑み天下」 [川崎]

7月23日(木)

 川崎の映画館に「ディア・ドクター」を観に行く。
 監督 西川美和 主演 笑福亭鶴瓶
 僻地医療の話だが、社会派と言うよりは奇妙な味の物語。

 映画が終わってから、「あおい書店」でクレイグ・ライスの「暴徒裁判」(ハヤカワ・ミステリ文庫)を買う。文庫版は早川書房のホームページにも無いのだ。同じく「大はずれ殺人事件」や「大あたり殺人事件」もHPには無いが、ここにはある。書店の在庫ってやつだろうか。古本ならともかく、新品でもこういうことがあるってのは面白いなあ。

 さて、では一杯やろう。まだ15時台だ。開いている店は幾つか有るが「立ち呑み天下」にしようかな。前回来た時の話しからして、もう移転しているはずだ。とりあえず以前の場所に行ってみる。やはりビルは立替中だが、移転先は書いてある。京急の線路の向こう側で、目印は「東横イン」だ。
 交差点を渡り、駅前を通り過ぎて、砂子(いさご)の交差点を左折。2つ目の路地を覗き込むと、先の方に「東横イン」が見えた。正確には「東横イン川崎駅前砂子」である。その交差点を左に覗き込むと、右手先に看板が見えた。
 店に入ると、明るいクリーム色の化粧板。先客が2人。カウンターの上には、ずらりと料理。カウンターの中には、親父さんという、以前と変わらぬたたずまいである。
 私は奥に進み、瓶ビール(スーパードライ大瓶430円)を頼む。つまみは、おから(240円)。親父さんは「おから?」なんて怪訝そうだったが、ビールにおからは良く合うのだ。飲み物とつまみが揃った段階で、670円払う。後は頼むたびに払っていく。
 店の奥のテレビでは相撲。店の中の話題も相撲だ。
 厚揚げの煮付け(240円)も頼む。これはレンジで温めてもらう。
 そこへ客が入ってきて、そちらも厚揚げ。私のがレンジに入っているため、空くのを待って次のが入る。ここの煮付けは、甘めで濃い味つけ。
これがまたビールに合うのだ。
 それにしても、目の前にずらりと食べ物が並んでいるというのは良いもんで、そういえば、昨日行った藤沢の「昇」もそうだった。
 ここは立ち飲みなので、あっさりいこう。「ごちそうさま」と言って店を出る。
 「いつもありがとうございます」と親父さん。それほど来てないけれど、次に来るのはいつだろう。


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川崎立ち飲み2軒 川崎「元祖立ち飲み屋」「立ち飲み天下」 [川崎]

5月20日(水)

 段々暑くなって来た。日差しは強いが風もあって、からりとしている。京急に乗って川崎へ。
 先日行った「元祖立ち飲み屋」へ入る。時刻は16時ちょっとすぎ。先客は無し。先日の賑わいが嘘のようだ。L字のカウンターの長辺の真ん中あたりにとりつく。
 まずは生ビール(350円)。つまみに、本日のお勧めのセンマイ刺し(300円)を頼む。お勧めのボードには明日の分も書いてあって、刺身の2点盛りだか3点盛りだかである。本日のお勧めってのは良くあるが、明日のお勧めを見たのは初めてだ。パリーグの予告先発みたいなものか。
 センマイ刺しには、酢味噌が添えられている。ビールの後は何にしよう。一押しらしい角ハイは先日呑んだ。梅ハイってのがある。カウンターの中をのぞけば、角の横には梅酒のでかボトル。ちょっと興味があるが、今日はホッピーにしよう。他の飲み物はだいたい350円だが、ホッピーセットは450円。ホッピーも高級品の仲間入りか。ちなみにナカは100円。ソトは350円。出てきたのはたっぷりの氷入り。ホッピーは3分の1ぐらいしか入らない。しかもマドラーつき。どうもこのマドラーってのは、邪魔である。氷が多いので良く冷えてはいる。
 つまみに牛煮込み(300円)を追加。先日は味噌だったので、今日は塩で。
 厨房の中央にはIH調理器に乗った大なべが3つ。味噌煮込み、塩煮込みと、もう一つは肉豆腐だろうか。IH調理器ってのは、煮込みやおでんなどには重宝な物かもしれない。
 ナカ(100円)を頼む。逆さにセットされた大瓶から焼酎を注ぎ、更にたっぷりの氷を入れる。残ったホッピーを注ぐがまだ余る。今度は、少し呑んでから継ぎ足すことにした。
 奥の棚には色々な酒瓶が並んでいて、そのナカには亀甲宮焼酎(キンミヤ)の一升瓶もある。ホッピー、150円と書いてある。メニューには見当たらないが、「ホッピー、キンミヤで」と言えば出てくるのかな。
  計 1500円

 店を出た後、京急の駅に向かう。小さなスクランブル交差点の手前に「立ち飲み天下」という店がある。以前入った事がある。せっかくだから、ここにもよろう。
 細長い店内は、左右にカウンター。左のカウンターの上にはラップのかかったつまみの皿がずらりと並んでいる。カウンターの中にはおじさん、おばさんが1人ずつ。こちら側には3人ほどの先客がいる。
 瓶ビールを頼む。アサヒスパードライ大瓶 430円。おっと、「富士屋本店」より更に安い。カウンターの上のつまみから厚揚げの煮付けをとる。
 「これください」「温めますよね」「お願いします」で、レンジでチン。
 厚揚げは240円で、計670円払う。
他の料理もだいたい240円のようだ。皿の乗ったカウンターは手狭なので、向かいに移動。と言っても、すぐそこである。
 厚揚げの煮付けは甘めだが、なかなか美味い。

 お客さんが店の人と、移転の話をしている。どうやらビルの立替があるようだ。そういえば「立ち飲み屋」のあった望郷横丁は、ここの裏手だったっけ。
 「丸大ホール」だって、ビルの立替で移転している。工場の街のイメージが強い川崎も、時代の流れの中にいるわけで、これからもどんどん変わっていくに違いない。
  この店がどこへ移転するのかは訊かなかったが、そのときには張り紙ぐらい出るだろう。ぶらぶらしていて、おお、こんな所になんてのも一興だ。
 お客さんと少し世間話をしてから店を出る。

 


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10年ぶりの再会 向ケ丘遊園「白木屋」 [川崎]

8月25日(金)

沖縄から、古い友人がやってきた。
先方の希望で、向ケ丘遊園で会うことになる。
向ケ丘遊園ってどこだ?
パソコンで調べる。
便利な時代になった。
同じ神奈川県だが、行くのには結構手間がかかる。
まず、京急で横浜へ。
東横線に乗り換え、武蔵小杉へ。
駅前を、少し歩く。
昔、この近くでアルバイトをしてたことがあり、今日会う友人も当時のバイト仲間だ。
久しぶりに降りたが、何だか変わっており、さっぱり判らない。
裏通りには、幾つか魅力的な酒場が有る。
今度、呑みに来よう。

南武線に乗り換え、登戸ヘ。
更に小田急に乗り換え、一駅で向ケ丘遊園。
久しぶりにラッシュ時の電車に乗り、疲れた。
初めての向ケ丘遊園は、意外とにぎやか。
少し早く着いたので、駅前の地図を眺める。
近くに緑地があったり、一つ手前の登戸は多摩川のそばだったり、住むのには良さそうな所だ。
ここは今日会う友人が、昔住んでいた所なのだ。
ややあって、十年ぶりの再会。
見た目は昔と、全然変わっていない。
お互い、五十近いのに。

今日はもう1人、すこし遅れてやってくる。
それまでに、飲む場所を決めておこう。
2人で、ぶらぶらと町を歩く。
彼は、ここを離れて何十年も経っているので、感慨深げだ。
ビルが沢山建ち、とても変わっているらしい。
途中で突然、靴の中敷を買うと言い出す。
相変わらず、行動が読めない。

駅前の飲み屋は、ビルに入ったチェーン店が多いようだ。
泡盛が呑みたいということで、沖縄フェアをやっている白木屋へ。
先に入って、呑んでいよう。
もう1人は、駅に着いたら電話をもらうことにしてある。
この手の店なら、携帯が鳴っても多少気が楽だ。

しかし、便利な時代になった。
昔は、ばらばらに集まって飲み会をする時は、大変だった。
特に、あらかじめ店が決っていない場合。
もしくは、当てにしてた店が、たまたま休みだった場合。
一人だけ、現れない人間がいたりして。
しょうがないから店を決め、一人だけ待ち合わせの場所に立ってたりして。
大抵は一番若い奴が、その役目。
で結局、その人間は、最後まで現れなかったりして。

とりあえず生ビールで乾杯し、再開を祝う。
昨日あったばかりのように、すっと話に入れる。
彼の人徳だ。
携帯がなり、もう1人が駅前に着いたとのこと。
場所を説明する。
と同時に、生ビールを頼んでおく。
どちらも、ピッタリのタイミングで現れる。
今日は、この3人で全員。
他にも何人か連絡を取ろうとしたが、取れなかったらしい。
電話一本で大勢が集まるのは、もう難しいのだろう。

3人で、あらためて乾杯。
今の暮らしの話から、昔話へ。
酒は、ビールから泡盛へ。
沖縄の友人は昨日、秋田へ行ってきたのだが、日本酒が口に合わず閉口したらしい。
やっぱりね。
鹿児島の人も、だいたい日本酒苦手だな。

さて泡盛、泡盛。
ところが沖縄フェアのメニューには、泡盛が見当たらない。
どういうフェアだ。
店のお姉さんに訊くと、泡盛あるとの事。
ボトルでとって、ガブガブ呑む。
ああ楽しい。

以前沖縄に行った時も、楽しかったなあ。
最初に訪れたのは、20代の頃。
とにかく食べ物が、安くて美味い。
昔は今ほど、沖縄料理もポピュラーじゃなかった。
ゴーヤーチャンプルーもソーキソバも、その時初めて食べたが、最初から口に合った。
道端で売っている弁当なども、美味かったなあ。
居酒屋で、とっかえひっかえ色々な泡盛を飲ませてもらった事もあった。
呑み比べと称して、水で割らずに呑んでいたので、最後はべろべろになった。
オリオンビールの工場見学にも、行った。
沖縄で呑むオリオンビールは、格別だ。
札幌で呑むサッポロビールも、美味かったが。
やはりその土地の酒は、その土地に良く合っている。
勿論食べ物も。
だから本当の一番は、家庭料理。
年寄りの作るものほど、美味いようだ。

独身時代、結婚してから、子供が出来てから。
3回行ったが、やはり独身時代が一番思い出が濃い。
いくら話しても話は尽きない。
子供と一緒に行った時など、どこに泊まったのかすら憶えていない始末。
不思議なものだ。

11時になり、私はタイムアップ。
お勘定にする。
確か八千円台。
あっという間の、3時間だった。

今度はこちらが、沖縄に行ってみようかな。


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残暑のブルース2 川崎「丸大ホール(仮店舗)」 [川崎]

9月14日(水)

台風15号から変わった低気圧が、日本海を進む。
関東地方には、強い南の風が吹き荒れた。
昨日より暑い。
風が乾いているのが、救いだ。

今日は川崎で映画。
「サマー・タイムマシーン・ブルース」。
本広克行監督。
あの踊る大捜査線シリーズなどで有名なヒットメーカーだ。
岡本喜八監督亡き後、名前だけで観に行こうと思う唯一の人。
今回は、かなりの変化球。

夏休み。
大学のSF研。
クーラーのリモコンが壊れてしまった部室に突然タイムマシーンが現れる。
そこから始まる、みみっちくもてんやわんやの物語。
やっぱり面白いぞ、本広監督。
大作ぞろいの今年のSF映画の中で、異彩を放っているなぁ。

そういえば、昔はSF小説もよく読んだ。
ご多分にもれず、最初は星新一。
新潮文庫の「ボッコちゃん」に入っている「おーいででこーい」が印象深かった。

舞台は、都会から遠くない村。
台風によるがけ崩れで、村はずれの社が流されてしまった。
そしてそこには、直径1メートルほどの穴が。
底無しで、何でも飲み込んでしまう穴。
なかなか魅力的な設定だ。
ここから始まる騒動をもっと膨らませれば、映画にも出来るかもしれない。
スピルバーグあたり作らないかな。
本広監督でもいいぞ。
全然違う映画が出来そうだけど。

というわけで、本日の店は川崎の大衆酒場兼食堂「丸大ホール」。
丸くて中の大きな穴→ホールからの連想。
ちょっと強引かな。

京急川崎駅を出て、右前方へ行き信号を渡る。
ゲーセンの脇を進み、また信号を渡り右折。少し行った左手。
以前は古くて趣のある建物だったが、今そこはビルの建設中。
店は隣の建物の1階で営業している。
ビルが完成すれば、元の場所に戻るのだそうだ。
一度気づかずに入ってしまい、中の様子が違うので、店のおばちゃんに尋ねたことがある。

大衆酒場と書かれた綺麗な紺の暖簾をくぐり店に入る。
テーブルと小上がり。
昼の12時少し前だが、客で一杯。
テーブルに相席で座る。
小上がりでは10人ぐらいのグループが宴会中。
1人客も含め全員が飲んでいる。
刺身や肉じゃがで飲んでる人もいれば、定食やラーメンで飲んでる人もいる。
まずはビール。キリンラガー大瓶(550円)。
お通しはキュウリの漬物。
つまみはポテトサラダ(300円)と、カツ皿(550円)を注文。
すぐポテサラが来る。
刻んだキャベツが添えてあり、ボリュームもある。
キャベツにソースをかけると、ビールによく合う。
カツ皿が着たので、ハイサワー(300円)を注文。
カツ皿とは、要するにカツ丼の上の部分だけを皿に盛ったもの。
結構汁が多い。
うーんこりゃ良い。
昔ならカツ丼にビールだろうが、最近はちょっときつくなってきた。

年をとることで失ったものは多いが、得たものも多いはずだ、と思いたい。

お勘定は、計1700円。
今日は得たものの方が多かったようだ。

他にも、頼んでみたいつまみが色々。
次はビルが出来てからでも、来てみたい。


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