甘い思い出たち 関内「メモリーズ」 [横浜]
2013年2月14日(木)
「一軒目酒場 関内店」で飲んだ後。
みんなと別れ、私だけ同じビル(関内駅前第一ビル)の地下に。
気になっている店があるのだ。
せっかくなので訪ねてみよう。
地下は飲食店街になっており、ビル自体が古いので独特の雰囲気である。
目指す店の名は「メモリーズ」。
店頭に置いてあるチラシには「昭和歌謡曲&POPSリクエストBAR」とある。
以前見かけた記憶がないので新しい店だろう。
茶色のドアを開けると右側にカウンター。
奥に細長くこじんまりとしている。
先客は無し。
「いらっしゃいませ」
カウンターの中にはマスターらしき中年男性が一人。
「こんばんわ」とあいさつしながら奥の席に着く。
奥の上方にはテレビがあって、昔の歌謡番組らしき映像。
ビールなどはさっき飲んできた。ウィスキーにしよう。
カティーサークのハイボールを頼んだ。
「カティーサーク。昔流行りましたよねえ」とマスター。
これだけでこの店のコンセプトがわかる。
昔を語り、思い出を楽しむ場所だ。
カウンターの上には、酒のボトルと透明なプラスチックのケースに入ったスナック菓子。
カウンターの向こうには歌謡曲のシングル盤がずらり。
上の棚にはCDも。
500円のチャージでお菓子食べ放題。
レコードのリクエストも随時受け付ける。
「どうぞ」と曲のリストを手渡された。
南沙織、岡崎友紀、岩崎宏美、太田裕美と私の好きな70年代歌謡曲がずらりと並んでいる。
しかしリストをにらみながら飲んでいるのも無粋なので、マスターと話しながらリクエストをしていく。
大体はすっとかかるが、あったはずなのに見つからないなんてことも。
話の流れからマスターが「じゃあ、これいきましょうか」とベンチャーズをかけたりもする。
洋楽もあることをアピールするが、私はここでは歌謡曲を聴きたい。
太田裕美の「さらばシベリヤ鉄道」をかけてもらっているとお客さんが入ってきた。
常連さんらしい。
こちらは結構楽しんだので、ちょうど良い。
少しいてお勘定。
ジムビームなども何杯か飲んで、計 2600円。
ああ、楽しかった。
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