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三ツ星 「高尾山」 [山]

2009年8月18日(火)

 家族で、高尾山を歩いた。
 高尾山口からは、ケーブルカー利用。
 降りたところで、もう昼飯。
 小さなトカゲがいて、後から来た男の子達は大喜びだ。体は縞模様で、尻尾はきれいな青。ニホントカゲと言うらしい。しかし男の子ってのは、ヘビとかトカゲとか好きだねえ。

 飯の後は、頂上までのんびり歩く。
 うちの子は写真を撮るのが面白いらしく、何かあるたびに立ち止まっている。
 天気は良く、湿気も少ないので、なかなか快適だった。
 腰痛から来たのか、右足の指の付け根が痛いのだが、登山靴を履いていると、まるで気にならない。何かの魔法なのだろうか。
 近くにあれば頻繁に来るんだがなあ、などと思うが、あれ、多摩川の川原歩いた時も同じこと考えてたっけ。その割には、あれから行ってないや。
 要は気持の問題だな。
 しかし、一汗かいてから戻ってきて飲んだ缶ビールは、美味かったなあ。
 


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大楠山にて [山]

1月2日(金)

 総勢8人で、大楠山に登る。
 昨日今日と、天気が良い。風は無く、抜けるような青空だ。
 展望台に登れば、360度のパノラマである。富士山も、くっきりと見える。
 膝は、大丈夫のようだ。
 休憩所のテレビでは、箱根駅伝。我が母校は、後ろから数えた方が早い。
 それでも、箱根駅伝は面白い。
 走っているコースが、普段飲み歩いている場所と重なるからだろうか。おお、もう藤沢まで来たか、とかね。

 飲み歩き駅伝なんて企画は、どうだろう。
 大手町から芦ノ湖まで、街道沿いを飲み歩いていく。全部で5つの区間に分けて、たすきを渡しながら。
 道沿いの人が、「がんばれー」なんて応援したりして。
 アンカーはもうヘロヘロで、毛布に抱きかかえられるようにゴールイン。で、最後はみんなで箱根の温泉につかり一杯やる、と。
 どこかの番組で、やってもらえないだろうか。面白いと思うんだけど。

 「酒場にいこう」としては、どうしようかな。
 とりあえず、足元を見つめたい。つまり横須賀の南部だ。
 中心となるのは、北久里浜、久里浜あたり。
 「京急本線~」も、じわじわと進めたい。
 たまには、野毛にも行きたい。
 うーん、鎌倉にも行きたいなあ。江ノ電があったり、モノレールがあったり、未知の世界が広がっていそうだ。
 趣味と絡めて、映画の後の一杯もやりたい。京橋とか、渋谷とか、池袋とか、阿佐ヶ谷とか、名画座のある場所は酒を飲むにも魅力的な場所だ。
 ブルースやソウルの聴ける店、なんてのも良い。

 ありゃりゃ、足元を見つめたいなんて言いながら、話が広がってきちゃったぞ。
 こんな見晴らしのいい所にいると、気が大きくなっちゃうんだよなあ。いっそのこと富士山の頂上で一升瓶あけるか、って死んじゃうだろ。
 実を言うと、大楠山山頂の休憩所にも缶ビールぐらいあるのだが、やはり止めておこう。
 低くたって、山は山。酒は、降りてからいくらでも呑める。


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一夜明ければ 北八ヶ岳 丸山~高見石~白駒池 [山]

2007年9月3日(月)

「なんと、これは・・・」
目の前に広がる光景に、思わず息を呑む。

北八ヶ岳2日目。
昨日の曇天が嘘のような、素晴らしい天気。
今日は、丸山から高見石を経て白駒池と言うコース。
さほど、ハードなものではないらしい。

とはいえ丸山まで登ると、結構息が上がる。
筋肉痛などは無いのだが、全体的に体力が落ちているようだ。
木道で足を滑らせ、手を着いた場所に、飛び出した釘の頭があった。
さすがに突き刺さりはしなかったが、
 少し掌を切ってしまう。
血が止まらず、またもやカットバンの出番だ。
どうにも、ドタバタである。
まったく、情けない。
 
しかしそんな思いも、高見石まで着くと吹っ飛んでしまう。
それほどここからの眺めは、素晴らしいのだ。
大きな石がいくつも積み重なっていて、多少足元に気をつけれなければいけないが、まあ誰でも登ることができる。
近くの山小屋では、テラスにリュックを置いていくよう薦めている。
上に立てば、正面に見えるのは、これから行く白駒池。
池が真っ二つに裂け、何かが飛び出してきそうである。
左手は、昨日登った縞枯山。
雨池も、ぽつんと見える。
何もかもが、素晴らしい。
中でも出色だったのが、右手の上空。
星雲のような形をした雲が、抜けるような青空をバックに、ゆっくりと回転しながら進んでいく。
このような動きをする雲を、今まで見たことが無い。
私の携帯には、ムービー機能があるのだが、下に置いてきてしまった。
まあいいや。
その分、生身の体で味わおう。
恐らくこの光景が、この旅のハイライトであるはずだ。

しばし絶景を堪能し、白駒池へ降りる。
ここは雨池に比べると、かなり広い。
湖と言っても良いくらい。
ほとりには、山小屋もある。
手漕ぎのボートだってあるくらい。
この周囲を、ぐるっと回る。
大半は、木道である。
ちょっと俗っぽいが、こういうところでのんびりするのも良いなあ。
写真など、じっくり撮りながら。
そろそろデジカメ買おうかな。

この後は、麦草ヒュッテの駐車場へ戻る。
駐車場の手前も木道があり、なかなか綺麗だった。
後は、家へ戻るだけ。
皆さんおつかれさまでした。


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霧中を夢中で 北八ヶ岳 縞枯山~雨池~麦草ヒュッテ [山]

2007年9月2日(日)

「うわっ」
取り出したカットバンを見て、唖然とした。

今日は山。
2台の車で、八ヶ岳へ。
それぞれ、スタート地点が違う。
談合坂サービスエリアで、待ち合わせ。
そのサービスエリアは、大変な混雑だ。
駐車スペースでないところに、多量に車がはみ出している。
何とか駐車スペースに、停めることが出来た。
5分程の違いで、それぞれ到着。
食事をしてない者は、ここで朝食。
私は、蕎麦を食べる。
最初、食券の番号で呼び出すシステムが判らず、うろうろする。
だんだん世の中の動きに、ついていけなくなってきたぞ。

いよいよ八ヶ岳へ向かう。
まだ、どの山へ向かうかは、未定。
本来、赤岳に登る予定だったのだが、なにせ天気が悪い。
雨は、降っていないのだが。
途中の様子を見ながら、決めることに。
結局、赤岳はやめて、北八ヶ岳になる。
泊まる所は「麦草ヒュッテ」。
その名の通り、麦草峠にある。
隊長車のカーナビが壊れ、ドタバタするが、何とか到着。

その駐車場に車を止め、宿泊の申し込み。
車のワイパーにはさんでおくようにと、紐のついたプレートを渡される。
着替えなどは、車に置いておく。
準備をしている間に、バスがガンガン駐車場に入ってくる。
みんな、観光客のようだ。
まさか、ここに泊まるわけじゃないよなあ。
恐らく、食事をとりに来たのではないか。
その後は、近くの白駒池辺りへ散策に行くとか。

こちらは、茶臼山から縞枯山へと向かう。
途中で食事。
天気が悪く、展望台でも景色が見えない。
地面も濡れていて、何度も足を滑らせる。
今年の夏は、暑かった。
それと、足の裏の出来物から来たのか膝痛も発生。
ろくに歩いていない。
膝の痛みは、一週間ほど前にやっとなくなったが。
ギリギリ間に合った状態だ。

息が上がる。
おまけに、靴もおニュー。
親指に、マメを作ってしまう。
カットバンを巻こうとするが、持ってきたものは古くて、ぐずぐずになっている。
冒頭のつぶやきは、この時のものだ。
結局、他の人間の持ってきたのを、分けてもらう。
リュックの中身も、たまに点検しないといけない。

くたくたになり、やっと雨池にたどり着く。
ポンと視界がひらける。
木々に囲まれた、なかなか風情のある場所だ。
建物などは、何も無い。
池に降り、ほとりを歩く。
点在する岩の様子から見て、増水時には、水の底になるのだろう。
やっと、楽しくなってきた。
私は、水のある光景が、好きなのだ。
前世は、かわうそではないかと思っている。
反対側まで歩き、淵に上がる。
標識があるが、少し道を間違える。
地図を確認し、木道を歩いていく。
足も
楽になる。

何とか宿にたどり着き、ここで宿泊費を払う。
大部屋2食付で、1人7500円。
ヒュッテのお兄さんが、案内してくれる。
一階は食堂、風呂、トイレ。
2階は、おそらく個室。
3階が、我々の泊まる大部屋である。
かなり広い部屋に、ずらりと布団が敷いてある。
こんなに沢山の布団が引いてある光景を見るのは、初めてだ。
布団は、左右の窓に沿って引いてあり、中央のスペースもそれなりに広い。
今の所、貸切状態。
もう一組夫婦の宿泊客がいるが、そちらは個室なのだろう。
今は、午後4時半。
食事は、6時から。
風呂は、女性は4時から6時まで。
男性は食後と、分けられている。
男性陣は、早速酒盛り。
酒盛りの前に、エアーサロンパスをシュー。
これだけで、翌日の筋肉痛がかなり違う。
しかし、凄い匂いが辺りに漂う。
しまった。
他のお客さんがいなくて、良かった。
あちこち窓を開ける。
寒くなったら、閉めるとしよう。
持ってきたウィスキーやつまみを、テーブルの上に広げる。
たいした量を飲んだわけじゃないが、結構酔っ払う。
体が、疲れているせいか。
気圧が低いと、酔いやすいのか。

時間が来て、夕食の為食堂へ。
ここでも、日本酒など飲んでしまう。
そのため、食事の中身など、あまり憶えていない。
確か、川魚があったような。
作ってくれた人、ごめんなさい。

飯の後は、風呂。
風呂桶は、一度に大人2人は一緒に入れるぐらいの大きさ。
交代で入る。
石鹸やシャンプーなどは、使わない。
しかし、体はサッパリしている。
頭も、洗わなかったのに。
ただ気温が低いだけじゃないようだ。
実を言うと、風呂に入る前から、さらさらだった。
そのまま寝ても、大丈夫だったろう。
とはいえ、風呂に入れば、やはり気持良い。

風呂から上がって、また酒盛り。
ああ美味い。
呑むものが無くなったところで、就寝。
それぞれ間をあけ、ゆったりと寝る。
布団は、厚い敷き布団が2枚。
厚い掛け布団が1枚。
それに、毛布が2枚。
最初は全部掛けて寝たが、途中で暑くなり、布団1枚に。
それでも暑い。
おまけに重い。
思えば最近こんな重い布団掛けて寝たことが無い。
楽なほうに、体は慣れる。
とはいえ、空気が良いので、寝ればぐっすりだ。

と思ったら、夜、トイレに起きる。
年は、とりたくないもんだ。
非常灯以外は、消灯している。
ヘッドライトを用意してあったはずだが、すぐには見つからない。
そのまま、階段を下りていく。
非常灯だけで、充分である。
Tシャツにジャージで、寒くもない。
去年行った立山とは、また違う。
山の懐に、包まれているような感じ
物の怪の出てきそうな気配もない。

翌日に続く。


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青空と残雪 立山2日目 [山]

8月31日(木)

山の朝は早い。
5時半には、みんな起きだす。
6時には、朝飯だ。
昨日の食堂へと下りていく。
ぐっすり休んだはずなのに、少し足が重いや。
朝食は、バイキングスタイル。
生野菜、ポテトサラダ、ゴボウの天ぷら、スクランブルエッグ、焼き魚等など。
一品ずつ取っていくだけで、大変な量になる。
昨日のこともあるし、控えめに取る。

チェックアウトをし、着替えなどの荷物はフロントに預ける。
今日は、雄山から大汝山。
昨日と打って変わって、抜けるような青空。
日が当たるので多少暑いが、なんていったって空気が良い。
汗は、昨日より出ない。
大汝山の頂上は、標高3015メートル。
私にとっては、初の3000メートル超えだ。

しかし、美しい所だなあ。
白い岩と、ハイマツや高山植物との組み合わせが、絶妙だ。
そこかしこに、雪も残っている。
聞くところによると、去年より多いらしい。
たまに、雪の上を歩く。
同じ日本でも、色々な所があるもんだ。

景色は素晴らしいのだが、歩いている内に足が動かなくなってくる。
どこも、痛いところは無い。
ただ、段々と動かなくなってくるのだ。
別に、物の怪の仕業では無い。
単なる、運動不足である。
日常生活では不自由が無かったので、自覚が無かった。
生活を、見直さなくては。

そういえば、酒飲みブログを始めてそろそろ1年だ。
始めた頃は、大変なのは最初だけで、慣れてくればスイスイ書けるもんだと思っていた。
ところが、ちっともスイスイいかない。
酒呑んだ後に書いたりするので、いつも青息吐息だ。
後で読み直すと、ハチャメチャだったりする。
それを後で、チョコチョコ直していく。
まあ、酒も文章を書くのも好きなので、続いているんだけれど。

歩くのも基本的には好きなので、何とか山も続いている。
しかし歩幅が短くなり、老人のような足取りになってきた。
何でも無い所で足を滑らせたり、捻ったりする。
青息吐息で、やっと宿まで戻ってきた。
預けた荷物を受け取り、交代で風呂に入る。
気持ちいいが、日焼けした場所がぴりぴりする。
早めに上がり、待ってる間にビールを一杯。
やっぱり美味い。

みんな揃った。
さあ帰ろう。
横須賀へ。


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立山で立山を 立山「雷鳥荘」 [山]

8月30日(水)

山の仲間と、立山に行く。
扇沢までは車。
市営の駐車場に、車を置く。
扇沢からは、立山黒部アルペンルートで室堂まで。
往復で8800円。

トロリーバスでトンネルを通り、黒四ダムへ。
このトンネル、途中、破砕帯という場所があり、大変な難工事だったようだ。
確か、その時のことを描いた「黒部の太陽」って映画が、あったな。
観たことは無いが。
一度、観てみたい映画の一つだ。

一見すると、今日のダムの水は、少な目のよう。
今年はこの辺り、大雨じゃなかったっけ。
などと言っていると雨が降り出し、すぐに土砂降りになる。
あわてて傘を取り出す。
余計なことを、言うんじゃなかった。

ケーブルーカーやら、ロープウェイやらを乗り継ぐ。
最後はまた、トロリーバスに乗る。
いまや、日本の中でトロリーバスが走っているのは、この路線だけのようだ。
昔は、横浜にも走っていたのになあ。
なぜトロリーかというと、走っている場所が長いトンネルの中だから。
こちらも途中破砕帯がある。
真上は、立山雄山。
このルートが開通する前は、正に秘境だったのだろう。

室堂に着く。
駅のコインロッカーに大半の荷物を入れ、浄土山へ。
室堂一帯は、とてもきれい。
何か絵画の中にでも、居るようだ。
長いトンネルを抜けてきたので、別天地へやってきた感が強い。
山の上は、あいにく天気が悪く、途中からは雨。
汗はじゃんじゃん出るが、止まると寒い。
荷物を取り、宿泊場所の「雷鳥荘」へ。
谷からは硫黄の匂いが漂い、温泉のある場所に行くのだという気分が、盛り上がる。

宿では、浄土山をパスした組が、お出迎え。
部屋は角部屋でテラスがあり、なかなか良い。
一休みして、いざ温泉へ。
階段を、下へ下へと降りていく。
蒸気は、谷から上がっていたものなあ。

洗い場は、広々としてきれい。
但し、そこにある浴槽は、普通の風呂。
少し歩くと、展望の良い温泉の浴室。
ヒノキの浴槽。
こちらは、去年出来たようだ。
最近は温泉施設も色々あるが、やはり山の温泉は格別だ。

さっぱりした後は、自販機でビールを買い部屋で寛ぐ。
最高だ。
ただここで呑みすぎると、晩飯前に寝ちゃう可能性あり。
ほどほどにする。

夕方6時になり、晩飯。
食堂まで、歩いていく。
食堂も、きれいだ。
とても、山小屋レベルではない。
鍵を見せ、決められた席に着く。
シーズンを少し外した為に、結構すいている。
3分の1ぐらいか。
メインの食事はテーブルに並べられ、ご飯や漬物は各自で。
ビール、日本酒、ワインは別料金。
その場で払う。

隊長が、立山銀嶺の四合瓶を調達。
1500円だったかな。
さっぱりとして、呑みやすい。
やはり、立山では立山だ。
夕飯は肉から魚まで品数が多く、つまみには困らない。
食の細い人間は、残しそうだ。
私はと言えば、調子に乗り、人の分まで食べてしまう。
もっと飲み食いしていたいが、明日も早い。
山も登るし、今日はこの辺にしておこう。

朝が早かったので、もう眠たくなってきた。
布団を敷き、横になるともうだめ。
8時前に、寝てしまう。

ところが、夜中に腹が痛くなる。
おやおや、ちょっと飲み食いしすぎたか。
トイレは部屋には無い。
廊下の向こう。
静まり返った長い廊下を歩く。
この感じは、久しぶりだ。
「花田少年史」を観たばかりなので、ちょっと不気味。
トイレの前は、広い洗面所。
沢山の鏡がある。
若い男性が、1人いる。
その脇を通り、私はトイレへ。
用を足し出てみると、誰もいない。
鏡に、自分の顔を映してみる。
そこに見知らぬ男の顔が映っていたりすれば、夏向きの怪談だが、勿論そんなことは無い。
ふらりふらりと、自分の部屋に戻るのだった。


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