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迷宮の街 大船「まるま」「毬屋」 [大船]

2018年11月23日(金)

 今日は休み。
 午前中ぱたぱたと過ごす。
 午後は衣笠から横須賀線に乗り大船へ。
 東口出て道を渡り右へ行くと、庶民感覚あふれる大船仲通り商店街。
 今日はこの辺りを、うろうろするのだ。
 まず行き着いたのは立ち飲みの「まるま」。
 初訪問である。
 入ってすぐ右手に小さなL字のカウンター席。
 立ち飲み屋のはずなのに、ここはみんな座っている。
 こじんまりしているので、テーブル席を半分にした感じにも見える。
 少し進むと大きなL字のカウンター。
 ここがメインの立ち飲み場所。
 長辺の部分が長い。
 人はぎっしり。
 そこだけ空いている角の長編側に陣取る。
 女性スタッフに生ビールを頼むと「食券をお願いします」。
 振り返ると、そこには券売機。
 なるほど券売機前なので、あいていたわけか。
 生ビール(400円)の券を買う。
 つまみの書いた短冊が、カウンターの向こうの壁上方に並んでいる。
 100円から400円の間。
 システムの都合で端数はない。
 券売機で200円の食券を買う。
 カウンターで食券を出し、生ビールとアジフライを注文。
 紙のおしぼりが出てくる。
 生ビールは、よく冷えている。
 シャリシャリと氷片が口に入ってくる。
 グループ客が多くにぎやかだ。
 一人客も常連ぽい。
 さすがに200円なので、アジフライは小ぶり。
 ソースの容器がついてくる。
 サワー類は300円。
 券売機で300円の食券を買い「シークワサーサワー」と告げる。
 金額に端数がないのは気持ちが良いんだけれど、消費税が上がったらどうするんだろう。
 カウンターの淵は自然木の感じを生かしている。
 意外と洒落ているのだ。
 キリが良いところで「ごちそう様」。
 もう一軒行こう。

 あたりを再度ぶらぶら。
 実は「ヒグラシ文庫」という店を探しているのだが見つからない。
 同じところを何度もぐるぐるする。
 迷宮の街だ。
 目についた「鞠屋」という、これも立ち飲み屋に入る。
 入って左手前方にL字のカウンター。
 「まるま」に比べると、こじんまりしている。
 カウンターの中には2人の女性。
 生レモン割り(240円)を頼む。
 つまみは100円から200円台がメイン。
 おでんが一品80円。
 カウンターの近くにおでん鍋があり、誘惑している。
 大根、コンニャク、昆布を注文。
 しかし昆布がなく、シラタキにする。
 はしごなので低カロリーを目指した。
 しまった、コンニャクとシラタキが、かぶったか。
 まあいいや。
 食感に違いがある。
 なんだか「孤独のグルメ」みたいになってきた。
 奥のお客さんが「相撲が観たい」と言う。
 店のテレビが切り替わる。
 貴景勝という相撲取りが注目を集めているらしい。
 こちとら、相撲はご無沙汰だ。
 誰が強いんだかもわからない。
 速攻で勝負が決まるので、チョイ飲みやシットコムが好きな人間には向いていそうなんだが。
 サク飲みなのでサクッとお勘定。
 計 480円。

 更に街をぐるぐるする。
 諦めて駅に向かうと、横須賀線のホームは混んでいる。
 電車が遅れているらしい。
 よくあることだ。
 待てば、
いずれは来るだろう。

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意外と寛げる 大船「「ちょいのみてい」 [大船]

8月7日(木)

仕事が終わった。
会社の食堂でナイターでも観ようとしたが、どこもやっていない。
今日は横浜・巨人戦のはず。
巨人戦のナイターを、地上波でやっていないとは。
時代だ。

電車に乗り、大船で途中下車。
「「ちょいのみてい」で、一杯やろう。
入り口近くでトレイを取り、つまみを物色する。
枝豆と煮物をのせ、レジでホッピーを注文。
少し奥のカウンターに取り付く。
振り返れば、入り口の上の大型テレビで横浜・巨人戦。
やってるところでは、やってるねえ。
これだけでも、好感が持てるなあ。
チェーン店だし、スタッフは若い女性で、客も若い人が多い。
しかし何人かおじさんの1人呑みもいて、案外居心地が良いのだ。
つまみも、おじさん向けだし。
逆に見ないのが、女性だけのグループや、女性の一人客。
カップルならいるけど。
「女性が1人でも気楽に楽しめる」ってのが、コンセプトのはずなのに。
立ち飲みってのが、きついのかなあ。
でも、女性客のいる立ち飲みもあるもんなあ。
「NO CHAⅠR」とか「〇豊」とか。
狭いのがネックなのか。
でも、狭いところでも女性客のいる所はいる。
「BASIL」とか「〇豊」とか。
つまみがオヤジ臭いからか。
でも、そういうところでも、入っているところは、入っている。
上大岡の「じぃえんとるまん」とか「〇豊」とか。
店のスタッフが若い女性ってのが、かえって抵抗があるか。
でも、だからといって入っているところは、入っているのだ。
「〇豊」とか。
もういいか。

ホッピーをお代わりし、つまみを物色。
そこへ、煮物の皿が出てきた。
「出来立てでーす」
つい取ってしまった。
人生は、タイミングと勢いである。
でも、最初にとった煮物とは、ちょっと中身が違うのである。
その辺は、ちゃんと見ているのだ。
この辺がまた、オジサンなのであった。


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大船で途中下車 大船「ちょいのみてい 大船処」「映画館」 [大船]

5月9日(金)

明日は休みだ、呑みに行こう。
横須賀線に乗り、大船で途中下車。
まずは、先日行った「ちょいのみてい」で一杯。
入り口近くで、トレイに箸とお絞りを載せる。
肉豆腐とマカロニサラダの小鉢を取る。
つまみは小鉢の種類で100円、200円、300円と分かれている。
先の2つは、それぞれ300円だ。
しかる後レジに進み、飲み物を注文。
生ビール(350円)を頼む。
そしてお勘定、950円。
肉豆腐などは、レンジで温める。
取り合えず、カウンターを確保し呑んでいると、「温めの方~」と声がかかる。
レジの近くのカウンターの上の肉豆腐を、黙って持っていく。
混んでいると混乱しそうだが、案外大丈夫だ。
ちなみに、今日は込んでいる。
新たに客が入ってきた。
私はカウンターの位置を変わるように、指示される。
他の客と相席になる。
いや席は無いから、相卓とでも言うか。
卓でもないなあ。
相板か。
まあ良いや。
それまでは壁に向かっていたのが、入り口に向かう格好になった。
入口近くには大きな平面テレビがある。
やっているのは野球。
横浜・阪神戦だ。
おっと、4対2で勝ってるぜ。
更に、横浜の外国人選手がホームランを打ち、6対2。
最近見たこと無い展開だ。
もっとも、最近野球観てないけど。
よし、ビールお代わりだ。
9回は、寺原で締める。

さて、では「映画館」へ。
階段を上がり店に入る。
先客は一人。
マスターの近くに座る。
角ハイを頼み、ベイ勝利の報告。
マスターも知っていた。
さっきまで、ラジオで聞いていたそうだ。
しばらくベイ談義。
もっとも、こちらは最近の事情に疎いので、もっぱら昔話だ。
少しずつ、お客さんも入ってくる。
一般の話題にシフト。
ついつい飲みすぎてしまう。
気がついたら11時半になっていた。
うわ、帰らなきゃ。


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大船立ち飲み座り飲み 大船「ちょいのみてい 大船処」「映画館」 [大船]

4月28日(月)

昨日の飲み過ぎがたたって、具合が悪い。
今日は、
早く帰ろう。
7時過ぎに会社を出る。
横浜駅では、すぐに久里浜行きが来た。
ラッキー。
しかし気がついたら、大船で降りていた。
まったく、しょうがない奴だ。

せっかくなので、「映画館」と言う店を探す。
「喫茶みなと」のマスターに教わった。
以前鎌倉にあった時に、一度訪れたことがある。
その時は、女性がいたっけ。
その店が、大船に移っているらしい。
地図までかいてもらったのに、いつの間にかなくしてしまった。
実は、先週も大船をうろうろしていた。
が、見つからない。
闇雲に歩いていても、ダメだ。
今日は、アリック日進の近くと言うヒントがある。
少し歩いて、アリック日進は見つかった。
「映画館」も見つかった。
グルーチョの顔が描かれた看板は、見覚えがある。
そうか、ここだったか。
しかし、腹に何か入れておいたほうが良いだろう。
道の反対側には、豚カツ屋がある。
今日の調子で豚カツは、ヘビーだ。
あ、良さそうな焼肉屋がある。
ダメダメ、今日は調子が悪いんだってば。
うろうろしながら歩いているうちに、駅の近くまで戻ってしまった。
おや、立ち飲み屋が見える。
小ぎれいで、
チェーン店のにおいがする。
しかし、腰をすえて呑むわけじゃない。
ここにしよう。
店に入ると、左手に小鉢に入ったつまみ。
その先にレジ。
お盆につまみを載せ、レジで飲み物を頼み料金を払う。

ホテルの朝食バイキングみたいな感じ。
小鉢は、鳥の唐揚げとマカロニサラダ(各300円)。
飲み物は、生ビール(350円)にした。
〆て950円。
調子が悪いといってる割には、唐揚げなんか取っちまった。
条件反射だな。

スタッフは、若いオネエサン。
ハンバーガー屋のような感じもする。
ファーストフードショップ、ファミレス、チェーン居酒屋、バイキング方式の弁当屋等のラインで立ち飲み屋を作るとこうなるって感じだ。
客層は、若い人からおじさんまで色々。
雰囲気は、まったり。
意外と、居心地は悪くない。
料理は、ほとんどが作りおき。
でも、値段を考えれば頑張っている方だ。
小鉢の種類によって100円、200円、300円。
さらに、串揚げや串焼きもある。
煮込みもある。
鯨ベーコンまである。
このあたりのオヤジ臭さが、居心地の良さを生んでいる原因だ。
気楽に手軽にオヤジ飲み。

ビールが終わって、ホッピー(300円)へ進む。
結局ホッピー頼んじまった。
白か黒か、氷入りか氷無しかを訊かれる。
白を氷無しで頼む。
3キンとまでは行かないものの、みんな冷えている。
焼酎の入ったジョッキにホッピーを注げば、ピッタリ収まる。
つまみに、白レバポン酢(300円)をとる。
このての物で作り置きてのはどうかと思ったが、案外柔らかくて美味い。

腹も収まり、適当に酔った。
ここはこの辺にして、次行こう。

さて「映画館」である。
2階にあるので、階段を登る。
店に入ると、カウンターを囲んで、
数人のおじさんたちが談笑している。
みんな座っているので、一瞬誰が店の人かわからない。
「いらっしゃい」と言った一番端の人が店主のようだ。
その近くに座り、角のハイボールを頼む。
「ハイボール?懐かしい言葉だネエ」
お客さんが、早速反応する。
「何故この店に来たの?」とマスター。
「喫茶みなとのマスターの紹介で」と私。
「映画、好きなんですよね」
「ええ、ミュージカルが好きです。フレッド・アステアとか」
「ミュージカルとはまた珍しい」
てな感じで映画の話をしていても、そこはみんな酔っ払い。
どんどん脱線していく。
途中からは、オヤジギャグ合戦みたいになってしまった。
時間が経ち、客も入れ替わる。
女性も居る。
みんな常連さんで、お互いに顔見知りのようだ。

初めての人も入ってきた。
椅子が足りなくなり、テーブル席のほうから持ってくる。
常連さんも始めての人も、マスターは上手くさばいていく。
話題にあわせ、客層を観て音楽もかけ替える。

私はハイペースで、ハイボールを呑んでいく。
気がつくと、11時半近い。
これから、横須賀まで帰らなきゃならない。
今日は、この辺にしておこう。
計3500円。

ふらふらと階段をおり、千鳥足で大船駅を目指す。


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ぶらり途中下車 大船「蓮ちゃん」 [大船]

2月28日(金)

横須賀線で、通勤している。
行きは良いが、帰りは大変。
行き先が、ばらばらなのだ。
大船行き、逗子行き、横須賀行き。
どれに乗っても、私の降りる衣笠にはたどりつかない。
途中で接続なんて、気の利いた物も無い。
寒い季節や花粉の季節、ふきっさらしの逗子や横須賀駅のホームに放り出されるのは、つらい。
結局、横浜駅の連絡通路で、久里浜行きが来るのを、待って待って待ち続けることになる。

だが最近、大船駅で時間調整が出来ることに気がついた。
がらんとした横浜駅と違い、改札の中に蕎麦屋、寿司屋、パン屋等の飲食店が並んでいる。
本屋まであり、なかなか楽しい。
久里浜行きが来るのに20分もあるときには、蕎麦屋で晩飯にしたりする。
多少あわただしいが、仕方が無い。
最近は昼飯も、10分で食う習慣がついてしまった。
本当は、もっとゆったりと暮らしたいのだが。

今日はふと思いつき、改札を出てみた。
定期があるので、無駄にはならない。
東口の階段を降り、信号を渡る。
なんとなく右に歩き出す。
ビルが多く、飲食店はチェーン店が多い。
一本中へ入れば、ごちゃごちゃといた感じになる。
歩いているうちに「やきとり 居酒屋 蓮ちゃん」と言う看板が目に入る。
名前は、聞いたことがある。

縦長の暖簾が多少二の足を踏ませる。
だが、まあ居酒屋には違いない。
話の種にのぞいてみようと、引き戸を開けた。
店は、そこそこ広い。
縦に長いつくりだ。
手前が、テーブル席。
奥が、カウンター席。
どちらも、ごっちゃりと混んでいる。
混んでるだけじゃあなく、熱気とか活気がある。
一瞬、呆然と立ち尽くす。
店のオネエさんが「こちらへどうぞ」と奥に案内してくれる。
奥のカウンター席のカップルは、手前のテーブル席へ移動。
手間をかけさせて、申し訳ない。

カウンターは、2列ある。
1つは厨房に向いており、もう1つは壁に向いている。
私が座ったのは、壁向きのほう。
とりあえず瓶ビール(キリン 中瓶 500円)。
お通しは、小さな揚げ餃子。
つまみに、しめさばを頼んだ。
「今日は、あぶりしめさばになります」と、オネエさん。
見れば厨房側のカウンターの上には、本日のお勧めが書いてある。
「では、あぶりで」。(400円)
ビールをとくとくと注ぎ、プハッとやる。

落ち着いたので、店内を見渡す。
客層は、比較的若い。
つまみは、いわゆる居酒屋メニュー。
値段は安い。
目を惹いたのは、こぶくろ刺しとガツ刺し(各500円)。
両方頼み、ホッピーに切り替える。
「ホッピーは氷を入れますか?」なんてことは、訊かれない。
こりゃあ期待できるかな、と思ったら、多量の氷が入って出てきた。
まあ、しょうがない。
こぶくろ刺しとガツ刺しは、思っていたより量が多い。
ご飯と味噌汁をつければ、定食になるぐらい。
1人だと、どちらか一品でよかったな。
このあたりのギクシャクした感じが、始めて入る飲み屋の面白い所だ。

ホッピーをお代わりし、計3000円。

そのうち、また来よう。


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