昔は米が浜にあった 汐入「OUTLAW SALOON（アウトロウ サルーン）」

2019年9月28日（土）
　昨日は遅くまで飲んだ。
　横浜を0時過ぎの電車に乗って帰った。
　横須賀中央あたりだとタクシーでも一跨ぎだが、横浜では電車の方が気楽だ。
　運よく上大岡で座れたし。
　年を取ると深酒がつらくなる。
　それでも遅くなったのは昔の音楽を聴いていたからだ。
　酒場で「俺たちは天使だ!」の話などしたのは久しぶりである。
　当時聞き流していた音楽に新たな発見をしたりする。

　今日は7時起床。
　昔ならもっと寝ていたところだが、嫌でも朝は起きてしまう。
　マンションの補修工事の為外から音がする。
　それでも自分の住んでいるところの手入れなので嫌な気はしない。
　昼食後、横になったら例によって寝てしまう。
　夕方起きだして外出。
　汐入の「OUTLAW　SALOON」に行った。
　近くには「あうとろう亭」なる焼き鳥屋もある。
　系列店だろうか。
　カウンターには先客2人。
　奥の方に座る。
　生ビール（500円）を注文。
　ネットで検索すると汐入の住所の他に米が浜の住所が出てくる。
　マスター（らしき人）に確認すると、以前は米が浜に在ったそうだ。
　もっと遅い時間にやっていて、あのあたりのスナックのママさんたちもお客さんだったらしい。
　今の場所に移ってきたのは2年半ぐらい前。
　今は17時からやっている。
　米が浜にあったころは知らないが、遅い時間の開店だと入るのにためらったかもしれない。
　名前が「傷だらけの天使」や「俺たちは天使だ!」、「探偵物語」などのドラマを連想させる。
　当時は意識しなかったが「俺たちは天使だ!」と「探偵物語」は放送時期がかぶっている。
　これはネットで調べてびっくりした。
　凄い時代だったのだ。
　ちなみに関川夏央・谷口ジローの「事件屋稼業」も同時代。
　狩撫麻礼・かわぐちかいじの「ハード＆ルーズ」はその少し後だ。
　ハードボイルドな気分。
　現代のドラマである「食の軍師」にもその残滓は残っている気がする。
　「BAR　レモンハート」のメガネさんとか。
　さかのぼればボギーか。
　もっとさかのぼればハメット、チャンドラー。
　ハメットは読んだがチャンドラーは読めなかった。
　死ぬまでに読むことができるだろうか。
　お通しがきた。
　豚肉の入ったサラダ。
　つまみにバターコーン（600円）も頼む。
　計　1,520円

　汐入の　町に佇む　アウトロウ