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ビールは香る 横須賀中央「ゆり」 [立ち飲みでいこう]

2019年10月5日(土)
 マンションの補修工事の為、ベランダの片づけをする。
 網戸の取り外しは、いつも一騒動だ。
 動画で「孤独のグルメSeason8 第1話」を観る。
 横浜中華街が舞台。
 料理は釜飯。
 相変わらず五郎さんは良く食べる。
 私も社会人になりたては中華街、よく行ったっけ。
 家族と昼食後、昼寝。
 ぐっすりと眠ってしまい、起きると頭が重い。
 野球が始まっていた。
 5回までで7対1。
 DeNAが圧勝の予感。
 安心して出かける。
 横須賀中央で買い物。
 スーツを買った。
 先日買ったのは春夏物で、今回買ったのは秋冬物だ。
 ここの所、スーツを良く買っている。
 サイズが合わなくなったのだ。
 もちろんかなり着古してあちこち擦り切れてきてもいる。
 しかし、スーツを買うのは面倒くさい。
 店によって下取りだの、クーポン券だの、もう一着買うと割引だのと複雑である。
 もうちょっとすっきり出来ないものか。
 というわけで面倒なことがすんだら一杯やりたくなる。
 立ち呑み酒場「ゆり」に入った。
 座り飲みよりは多少カロリー消費するだろう。
 混んでいるが入ってすぐのところに少し空きがある。
 少しずつ詰ってもらってなんとか収まる。
 ごめんなさい、はた迷惑なサイズで。
 生ビール(プレミアムモルツ香るエール 380円)を頼む。
 大きめのグラスワインのようなもので供される。
 つまみは天然ブリ(350円)を頼む。
 ブリ刺しは量は少ないが、しっかりしたもの。
 私のような1人飲みには具合が良い。
 代金は後で清算。
 カウンターの中は店主1人。
 にこにこしながら次々と注文をさばいていく。
 客は常連さんばかり。
 正面上方のテレビではラグビー。
 みんな盛り上がっている。
 日本チームが出ていないので気楽なよもやま話だけど。
 ビールの後は日本酒もいっちゃえ。
 本当は一杯で済ませば、体にも懐にも優しいのだけれど。
 酔鯨(500円)を頼む。
 酔鯨は高知の酒。
 土佐の酒は、すっきりしている。
 ガラスの徳利にガラスのお猪口。
 ここは立ち飲み価格だが、一々気が利いている。
 蒸し暑い季節に冷酒を頼むことが多いが、升や小皿に盛りこぼしスタイルが多い。
 サービスのつもりなんだけど、あれ苦手なんだよなあ。
 指が濡れるし、グラスに戻す時にこぼしたりなんかして。
 調子に乗って牛すじの煮込み(330円)も頼む。
 ここいら辺が私のだらしないところだ。
 煮込みはお椀で出てくる。
 牛すじ、ごぼう、コンニャク、厚揚げ、葱。
 小皿に練りからしがついてくる。
 さっぱりとした味付け。
 野菜大目なので勘弁してもらおう。
 何人か先客が帰る。
 何人か新客が入る。
 私もそろそろお勘定。
 計 1,560円

 帰りに速報を確認すると7対8で阪神の大逆転勝ち。
 世の中、何があるかわからない。
 もっともあのまま家でテレビを見続けてていたら、悔しいシーンを目撃したわけだ。
 負け試合を長時間観ないで済んだと、良いほうに考えよう。
 これは後で確認したのだが、この店、増税後も価格は据え置きだそうだ。
 外に張り出したメニューに書いてあった。
 飲む方にしてみれば有り難いが、店は大丈夫だろうか。

 立ち飲みで テレビ見ながら 二杯飲む

 家に帰って家族と夕食。
 布団の上で太田和彦「居酒屋奥のほそ道」(新潮文庫)を読み終わる。
 ここの所、文末に俳句とも標語ともつかないものを載せているのは、この本の影響である。
 松尾芭蕉の足跡をたどり東北から北陸を旅する紀行文。
 俳句を詠み、酒を飲む。
 それだけでも夢のような世界。
 しかし、その後に起きた大震災が、それを特別なものにしている。
 被災地はかなり復興したところもあれば、道半ばのところもあるに違いない。

 

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