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希望の光 横須賀中央「市場酒舗」 [横須賀]

2019年2月3日(日)

 味覚障害が、まだ治らない。
 金曜日に、やっと病院に行った。
 インフルエンザの影響で炎症を起こしたようだ。
 そっち方面の薬を処方してもらう。
 違う型のインフルも出てくるので、気を付けるようにとのこと。
 今、病院は混んでいるのでいつ帰れるかわからない。
 で、夕食は食べて帰ると言ってある。
 帰宅途中の「藪蕎麦」に立ち寄る。
 インフル発症が1月15日。
 17日には熱も下がった。
 外で食事しても、人にはうつさないはずだ。
 何となく癖で熱燗に板わさ。
 わさびに救いを託した。
 しかし感じない。
 酒のまわりも鈍い。
 全然味を感じないわけではないのだが、舌全体が膜がかかったよう。
 多少わかるのは甘味。
 次に塩味。
 コーヒーや酒等の微妙な味はわからない。
 酒は、おそらく良くない。
 わさびも。
 刺激物だから。
 それでも、つい求めてしまう。
 食事は牡蠣南蛮そば。
 味覚障害の原因の一つに亜鉛不足がある。
 牡蠣には亜鉛が豊富に含まれているらしい。

 翌土曜日は休み。
 CDを聴きながら、ブログの手直しなどする。
 CDはソウルやブルース・ロック系。
 ネットでCDを買う。
 街中には出かける気がしない。
 動画なども観る。
 ドラマは「派遣占い師アタル」が面白い。
 職場の人間関係は昔から悩みの種。
 最近は世代間ギャップが顕著になっていている。

 夕方、散歩がてら衣笠へ。
 やはり癖で「お太幸」に入る。
 熱燗を頼む。
 つまみは、かき酢。
 亜鉛補給だ。
 ここでやめておけばいいのだがレモンハイを頼んでしまう。
 甘味はわかるので、それに頼ってみた。
 しかし、味がしない。
 レモンハイの甘味が足りないのか。
 酸味が何か邪魔をしているのか。
 つまみに何か頼んだが、思い出せない。
 確か肉だったと思う。
 これを書いているのは日曜日。
 元々ブログに書くつもりがなかったので、記録も記憶もしていなかった。
 
 今朝の朝食にカレーパンがあった。
 カレーの味はわかった。
 何日か前にカレーライスを食べて駄目だったので、わかるようになってきたというべきか。
 昼食は買ってきたチキン南蛮。
 梅干しや漬物の塩味はわかるが、鶏肉やタルタルソースの味がわからない。
 食後、薬を飲む。
 うがい薬の消毒薬臭さはわかる。
 これは味覚より嗅覚の範囲かもしれない。
 コーヒーは駄目である。
 クッキーは、なんとか大丈夫。
 バターの香りが鼻孔をぬけていく。
 口内の乾燥も味覚障害の原因になるようなので、ここの所ガムをかんだり、飴をなめたりしている。
 しかし、のべつまくなしでは舌にも、体にも影響がありそうだ。
 午後、ネットで「メゾン・ド・ポリス」第4話。
 主演は高畑充希だが、今回のメインは角野卓造。
 このあいだ太田和彦の対談集に出ていたっけ。
 テーマは、またも「世代間ギャップ」。
 まあ、これは今になって発生したものではなく、連綿と繰り返されてきたものだろう。
 これからは、ネットやゲームに強い老人なんてのがじゃんじゃん出てくる。
 新たな形の問題も現れるだろうなあ。
 考えてみれば、ネットやゲームほど老人向きなものは無いからだ。
 感覚や身体能力の一部を失っても、まだどうにかなるから。

 外の空気を吸いに横須賀中央へ。
 日曜でも早い時間でも空いている「市場酒舗」へ吸い込まれるように入る。
 まあ確信犯だけどね。
 結構混んでいる。
 テーブル席は一杯。
 カウンターの先客は3人。
 間に座る。
 ホッピーを頼む。
 氷は無しで。
 お通しは煮物を選んだ。
 ホッピーはやはり味がしない。
 しかし日本酒などに比べると味気なさも少ない。
 しみじみと風味を味わうものではないからだ。
 嗅覚は生きているので、ホッピーを飲んでいる実感はある。
 つまみは、おしんこの盛り合わせ。
 やきとんはレバ、ハラミ、つくね(とり)を1本ずつタレで。
 メニューに「やきとん」とあるので、そう書いたが、ハラミは牛の横隔膜。

つくねは鶏である。
 まず、おしんこが来た。
 大根は味がする。
 昼間、そうだったので予感はあったがタクアン系の塩味は反応するようだ。
 他の漬物もそれなりに味はある。
 焼き物が来た。
 まずはレバから。
 豚レバも亜鉛は豊富に含まれている。
 味はあまり感じない。
 レバのにおいが鼻に抜けてわかる程度。
 同じ塩味でも素材によって変わるようだ。
 次はハラミ。
 牛肉にも亜鉛が多い。
 ただロースや肩肉、もも肉などの一般的な部位で、横隔膜はどこにも記述がない。
 つくねの原材料である鶏肉にも牛ほどではないが亜鉛は含まれている。
 食感がプリッとしており、うまそうな気がする。
 残った味覚と嗅覚を頼りに想像を交えて味わいを組み立てていく
 味覚が戻ったらまた頼んでみたい。
 ホッピーを、お代わり。
 何度も書くが、本当はアルコールの取りすぎは良くない。
 体内の亜鉛の尿への排出を促進するらしい。
 しかし、これだけ意識してとれば多少は残るのではないか。
 ウーロン茶など飲みながら、その手のつまみだけとることもできるだろうが、余計ストレスがたまりそうな気がする。
 ストレスもまた味覚の敵なのだ。
 程よきところでお勘定。
 計 2,040円

 バスに乗って家に帰る。
 帰宅後、ホレス・シルバーを聴きながらブログの更新。
 思い立って、芋焼酎の湯割りを飲む。
 すると芋焼酎の甘味が感じられる。
 まだ酔いのまわる感じが鈍いが、それでも希望の光が見えてきた。

 

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