商店街の片隅 衣笠「ロータス」 [カレーでいこう]
2013年12月11日(水)
夜勤明けでカレー。
今日は衣笠商店街「ガレリア」のはじっこにある「ロータス」。
時間は12時ちょい過ぎ。
先客ゼロ。
前来た時は満席だったが。
ここいら辺、インドカレーの店たくさんあるからなあ。
店内は、あまり広くはない。
が、とにかく客が居ないので適当にテーブル席につく。
テーブルには紅白チェックのビニールクロス。
店員は満面の笑み。
ここも混んでいる時は、ほとんど女性客だ。
Cセット(1099円)を頼む。
2種のカレーに、タンドリーチキン、シークカバブ、サラダ、ドリンク、ナン、ライスと豪華絢爛だ。
最近、カレーに関しては結構高いものを頼むことが多い。
半ば意地になっているのかもしれない。
カレーはチキンとマトン。
厨房ではナンの生地をパンパンと伸ばしている。
この辺、ピザ生地をくるくると回すイタリヤ料理店に共通するような感じ。
少ししてCセット登場。
金属の皿にナン。
ナンの上にタンドリーチキン、シークカバブがのっている。
シークカバブは春巻きみたい。
小さなライスが隅っこにちんまり。
カレーは金属のカップ。
サラダは別皿。
ナンを手でちぎり口に運ぶ。
日本人なので、両手を使わないとちぎれない。
一応、口に運ぶのは右手。
なるべく親指、人差し指、中指の三本だけを使うようにする。
指先が熱い。
紙ナプキンで拭いたとはいえ、さっきまで電車に乗っていた。
ノロウィルスも流行の兆し。
この熱さが、安全を保証しているようにも思える。
カレーはスプーンですくい、あるいはナンにつけて食べる。
さほどスパイシーではない。
ライスはスプーンですくい、カレーとまぜて食べる。
チキンは困った。
インドでは唾液に忌避感があり、食いちぎったものを食器に戻すことなどありえないらしい。
大体、物を食いちぎる行為自体がタブーのようだ。
全て一口大にして、口に放り込むような感じらしい。
ちょっと考えてスプーンで解体してみた。
それを指先でつまみ口に運ぶ。
実に面倒臭い。
店員は目の前に立ち、ニコニコしながら見ている。
特に食べ方の指南をしたり、顔をしかめたりする様子はない。
時折「辛さはどうですか?」などと訊いてきたりする。
「ええ、おいしいです」などと答えたりする。
「ナンのお代わりどうですか」とも訊かれるが、今日は無理である。
おなかが減っている時なら、ライスのお代わりをしてみたいなとは思った。
しかし今の若い子たちはナンが好きなんだよな。
世代間ギャップだ。
お勘定したら1044円だった。
レシートを見ると定価の1099円から55円引いてある。
なんだろうな、これは。
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