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こことはまた別の場所で ラズウェル細木「かすみやなびく」 [本]

2013年1月12日(土)

 連日寒い日が続いたが、今日は比較的暖かい。
 朝から、くしゃみ鼻水が出る。
 世間ではやっている風邪かもしれないし、花粉その他のアレルギーかもしれない。
 横須賀中央にスーツを取りに行く。
 今着ているのが擦り切れてきた。
 ワイシャツも、襟のあたりが擦り切れてきている。
 コートのボタンも、とれてしまった。
 靴のかかとも、すり減っている。
 使えば、みんな減っていく。
 サイズが合わなくなったり、自分で買ったくせになんとなく気に入らなくて着なくなったわけではないので、気は楽である。
 洋服を買うのは苦手で、いつも緊張する。
 こういうことは、さっさと済ませられる人間になりたい。

 その後病院やクリーニング屋などにも行き、昼飯は「麺屋こうじ」でジャージャー麺(750円)の中盛り。珍しく焼き餃子(320円)も付けた。
 さすが人気店。開店5分後にはカウンターが満席。10分後にはテーブル席も満席だ。
 ジャージャー麺だからか、餃子も付けたからか、中盛りを食べるのにちょっと手こずる。
 大食い、早食いの私にしては珍しい。
 今度から餃子をつける時は普通盛りにしよう。
 腹ごなしに衣笠のTSUTAYAまで歩く。
 天気も良く快適である。
 DVDをいくつか借り帰路に就く。
 よせばいいのに途中でアイスクリームを買う。
 空気の乾燥した冬に食べるアイスは美味いのである。
 自宅に帰りコーヒーをいれ、借りたDVDを観る。
 物は「ハンナ」。
 「みなと」のマスターが、ツイッターでほめていた。
 確かに面白い。
 雪におおわれた地の果てのような場所で、父親により人間兵器として育てられた女の子の話。
 しかし何のために。そして戦うべき相手とは。
 なんとなくありそうな話ではあるが、映画として良くできている。
 
 映画の後はビール(風飲料)を飲みながらオーティス・レディングを聴く。
 途中でバーボンに切り替え。
 この間までフォアローゼスを飲んでいたのだが、無くなってしまったのでかみさんの買ってきたワイルドターキー。
 甘いフォアローゼスに比べると、ワイルドターキーは辛口。
 ここの所女性ボーカルばかり聴いていたが、オーティスだけは別である。
 
 夕食後、寝転んでラズウェル細木の「かすみたなびく」を読む。
 「酒のほそ道」の登場人物の一人である三浦かすみを主人公にしたスピンオフ作品。
 「酒のほそ道」のかすみちゃんは主人公宗達の職場の後輩。
 よく一緒に飲みに行っているが、恋愛感情に関してはあいまいである。
 しかし「かすみたなびく」には宗達の影もない。
 明らかに不自然で、「酒のほそ道」とは別世界とみるべきだろう。

 いわゆるパラレルワールド物だ。
 だいたいあっちのかすみちゃんは、サバの味噌煮食べたさに一人で居酒屋に入ったりしないと思う。
 女の一人飲みにまつわる苦労話が大きな比重を占めていて、これが面白い。
 ちなみに巻末に4話収められた「かすみの一杯」は宗達のいる世界。
 整合性からすると、こちらは「酒のほそ道」に収めた方が良かったんじゃあないかな。

 ここまで書いてきて、いったい何の話か分からなくなっちゃった。
 まあ毎度のことだけど。
 とりあえず最後にきた「かすみたなびく」ということで。


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