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二日酔いのブルース [音楽]

2011年1月15日(土)

 昨日の夜飲みすぎたせいで、頭が重い。
 今日が休みでよかった。
 朝飯を食いシャワーを浴びた後、このあいだ買ったCDを聴く。

 まずはCURTIS SALGADO/TERRY ROBBの「HIT IT’N QUIT ⅰT」
 2010年の作品(?)。
 これが全編、渋いブルースのオンパレード。
 カーティス・サルゲイドって、軽快で華やかなソウルの人だと思っていたので、これにはびっくり。
 テリー・ロブと言う人は、ベテランのブルース・ギタリストらしい。
 調べてみると、カーティス・サルゲイドの初期のアルバム「WIGGLE OUTTA THIS にも参加している。 
2曲目の「ドロップ・ダウン・ママ」なんてえのは、実に雰囲気たっぷりで、ブルース・バーなんぞで聴いたら、べろべろに酔っ払ってしまいそう。
 カーティス・サルゲイドは一時期、肝臓がんで、ほうっておいたら余命8ヶ月といわれた。
 そこで、移植手術をして成功。今にいたる、と言うことらしい。
 その際に資金集めで協力したのが友人であるボニー・レイット、ロバート・クレイ、スティーブ・ミラー、タジ・マハールといった人たちらしい。
 ブルース人脈だ。
 それにしても凄いメンバー。
 調べてみると、昔サルゲードは、ロバート・クレイ・バンドにいたらしい。
 またベルーシが「アニマルハウス」の撮影に入っている時に、サルゲイドのステージを観て、ブルースブラザーズを作るきっかけになったというエピソードも。
 このあたり英語の資料しかなく、ネットの翻訳では今一もどかしい。
 しかし、凄く面白そうである。
 ちなみにカーティス・サルゲイドのホームページを見たところ、ディスコグラフィーではこの「HIT IT’N QUIT IT」と言うアルバムは「WIGGLE OUTTA THIS 」の前に置かれている。
 そういえばジャケ写の顔も妙に若い。
 先ほど2010年の作品と書いたが、昔の録音を引っ張り出してきた物のようだ。
 それならなんとなく、納得が行くような気がする。
 こうやって手探りで音楽を聴いていくのも、面白いとは言える。
 
 
 
次はROBERT CRAY BANDの「THIS TIME」。
 2009年の作品。
 1980年代のブルース・スターと言えば、スティーヴィー・レイ・ヴォーンとこの人。
 ど迫力のレイ・ヴォーンに比べると、スムーズでクリーンなイメージ。
 ちょっと、とらえどころが無い感じもする。
 それでもCDを出し続け、もうベテランの域である。
 1曲目の「CHIKEN IN THE KITCHEN」は、これも渋いブルースだ。
 ギターも、何だか気合が入っている。
 もっともその後は、いつものクレイ節。
 なんとなく大化けを期待していたのだが、それほどでもない。
 どうも付き合い方の難しい人だ。
 カーティス・サルゲイドとの再会競演アルバムなんて、作ってくれないかな。
 ゲスト・ギタリストに、スティーヴ・クロッパーを迎えて。
 ブルース・ブラザーズつながりだ。
 無理だろうか? 


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