エイヒレに燗酒 横須賀中央「銀次」 [横須賀]
2011年1月19日(水)
休みである。
ほとんどは音楽を聴いている。
先日買ったCDのせいか、ブルースが多い。
珍しく、リトル・ウォルターまで引っ張り出してくる。
連日の寒さが身にしみる今日この頃。
ルイジアナ出身の若者に、極寒のシカゴの冬は、どのように感じられたのだろうか。
シカゴの緯度は、函館とほぼ同じなのだ。
ミシガン湖からの季節風が吹きぬけるので、人呼んでウィンディー・シティー。
まあ、向こうっ気の強いウォルターのことだから、肩で風切って歩いていただろうけど。
夕方、横須賀中央の「銀次」へ。
寒いので燗酒(350円)。
つまみは、地ダコ(600円)。
関東では冬に良く食べられ、関西では夏に食べられるようだ。
確かに関東では、正月のイメージである。
昔だと、おでんの具としてもメインの存在だったが、今はちょっと脇へ退いた感じ。
春から秋にかけてが産卵期。したがって、夏のタコは身が柔らかく味が薄い。逆に冬のタコは身が固く、味が濃いらしい。
今まで意識したことは無かったが、そうかもしれないなあ。
夏のタコならビールだが、冬なら燗酒が一番。
燗酒を、お代わり。
つまみにエイヒレ(300円)。
エイヒレは、すぐには出てこない。
それまではタコでつなぐ。
出てきたエイヒレはあぶってあり、これがまた燗酒に合う。
エイの肉はあまり見ないが、エイヒレは酒のつまみの定番だ。
どちらかと言うと、珍味系か。
ご飯のおかずや、子供のおやつにには向かないだろう。
フカヒレと一緒で、コラーゲンが豊富らしい。
フカヒレが高級食材の代名詞なら、エイヒレは庶民の味方か。
いつまで庶民の味方であり続けるかは、わからないけど。
燗酒を、お代わり。
つまみは湯豆腐半丁(250円)。
さすがにこれは庶民の味方であり続けるだろう。
でも、わからんぞ。
アメリカ人の嫌いな食べ物のナンバー1が豆腐だそうで、いつ豆腐バッシングが起こってもおかしくない。
逆に世界中に豆腐ブームがおきて、原材料の大豆が不足する事態になったりして。
まあこれは冗談だが。
計 2,200円
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