すきま風とカボチャ 衣笠「鳥一」 [横須賀]
2005年12月22日(木)続き
新橋駅で午後5時過ぎに、東海道線に乗る。
意外と混んでいない。
途中で座れる。
横浜駅で横須賀線に乗り換える。
今度はラッシュを覚悟するが、こちらは更にすいている。
最初から座れる。
別に座ることにこだわるわけじゃないが、すいているのはラッキーだ。
恐らく今日あたりが、忘年会の最盛期。
それが、原因かもしれないな。
衣笠駅に着く。
ここで2~30分ほど、時間をつぶさなくてはならない。
「鳥一」にする。
入口の、一番近くに座る。
どうせすぐ出るので、コートは着たまま。
この間飲んで気に入った温かいお茶割りを頼む。
お通しはニンニクの味噌漬け。
つまみはたたき風レバーを頼むが、今日は駄目とのこと。
しょうがない、牛すじの煮込みにしよう。
お茶割を呑みニンニクをつまむと、体が温まる。
今日は色々あって、ずいぶん寒い思いをしたのだ。
これで人心地。
と思ったら、引き戸からすきま風。
かなり寒い。
でも、これはこれで風情がある。
コートも着たままだし。
煮込みも来た。
とろとろの煮込みをつまみながら、温かいお茶割り。
おかみさんからは、カボチャの差し入れ。
カボチャは好きなので、有り難くいただく。
風は寒いが、人は温かい。
頼むから、サッシなどにはしないでくれ。
何人かお客さんが帰る。
「そこ寒いでしょ」とおかみさん。
「寒いっすねえ」と私。
「中のほうに移ったら」
「いや、ここでいいです」
長居する訳じゃ無し、もう少しこの気分を味わっていたい。
「これ、もらい物だけど」とリンゴもいただく。
なんだか、いただいてばかりだ。
もう少しいて何か頼みたいところだが、残念、もう時間がきた。
お勘定。
計800円。
前回訪問記事 12月16日
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