北久里浜「藪蕎麦」「酒菜 はすの華」

2019年9月15日（日）

　日差しはあるが空気が多少涼しい。
　今日もシーツの洗濯。
　午前中、久里浜に買い物。
　スーツとワイシャツを買い北久里浜に戻る。
　衣服は買うたびにサイズが上がる。
　自分でも驚くぐらい。
　暑くて運動量が減っているのだ。
　もちろん年齢で新陳代謝も衰えている。
　家族は出かけているので「藪蕎麦」により昼食。
　ランチタイムである。
　外のベンチでしばし待つ。
　何人か出てきて中に入る。
　中央の四角いカウンター席には2つの空きがある。
　店員がどちらかを指示してくれると思ってしばし待つ。
　店員も私がどちらかに座るのを待っていたようだ。
　ごった返した店内で妙な間ができた。
　やっと席に着き瓶ビール（550円）を頼む。
　アサヒとキリンがあるとのこと。
　キリンにした。

　蕎麦は天ざる蕎麦（1,300円）を注文。
　天ぷらは野菜天に交換。
　混んでいるので食事がすんだ人はすぐに帰る。
　しかし次から次へと客は入っている。
　店員さんは大わらわ。

　私のビールも出てくる気配がない。
　たまらず催促。
　やっと出てきた。
　やはりビールを飲んでいた男性も、2本目を頼んだのに出てこないと怒っている。 
　隣にもビールが来た。
　結局、瓶に少し残して帰ってしまった。
　のんびり蕎麦屋酒を楽しむには時間帯をずらした方が良いようだ。
　野菜天蕎麦がきた。
　ヤングコーンやオクラやインゲンやナスなどが入っていた気がするが記憶が定かではない。
　本当はこの段階で日本酒に切り替える算段だったのだが、そんな雰囲気ではなくなった。
　サクッと食べてお勘定。
　計　1,850円
　店の看板の写真でもとろうと思っていたが忘れる。

　帰宅して横になる。
　昼酒は効く。
　うたた寝をしてしまった。
　起きたら16時半。
　洗濯物を取り込む。
　家族が帰ってきた。
　このまま夜を迎えてもいいのだが、何か物足りない。

　着替えて出かける。
　「藪蕎麦」の看板の写真を撮る。
　昼と違い人が写りこむこともない。
　途中、仕事の電話が入ったりする。
　鬱陶しい気もするが、昔は1本の電話の為に職場に、あるいは自宅にいたわけだから、やはり便利になったのだろう。
　結局、「酒菜　はすの華」という店に入った。
　以前からあるのは認識していたが、お洒落な雰囲気なので敬遠していた。
　しかし昨日「庄や」に行ったことで慣れたようだ。

　白い縦長の暖簾をかき分け引き戸を開ける。
　入って右手に小上がり。
　掘りごたつ式のテーブル席が2卓。
　左手が椅子のテーブル席。
　奥に進んで右手がカウンター席。
　カウンターの中が厨房。
　左手にも4人がけのテーブル席がある。
　カウンター席は、こじんまりしていて全部で4席。
　2席ずつ、くっついている。
　奥の方に案内される。
　瓶ビール（キリンラガー　600円）を頼む。
　お通しは野菜の煮物。
　レンコン、インゲン、里芋、コンニャク、鶏肉。
　つまみに魚介のヌタ。
　BGMはジャズ。
　最近は車でも半分ぐらいはジャズを聴く。
　映画「ブルース・ブラザーズ」で衝撃を受け、ブルースやソウル・ミュージックにはまったわけだが、ジャズに傾倒した人生もあったのではないかと思っている。

　最も衝撃的だったのはキャブ・キャロウェイの「ミニー・ザ・ムーチャー」だったのだから。
　客は、どんどん入ってくる。
　人気店のようだ。
　女性客が「暑い」と言っている。
　店の人がエアコンの温度を下げている。
　女性が暑いというのは珍しい。
　バスに乗っても冷房の吹き出し口の方向を変えるのは女性が多い。
　今年も暑かった。
　年齢とともに暑さがこたえるようになってきた。
　と言って寒さに強いわけでもない。
　横須賀は穏やかな気候の土地なので、寒さに関しては困らないが。
　ヌタがきた。
　小鉢ではなく、皿に盛ってある。
　マグロ、イカ、エビ、タコ、ネギ、大葉、キュウリ。
　味噌は白味噌。
　白味噌は関西。
　九条葱は京都の青葱。
　店主は関西の人か。
　店は満員。
　人気店なんだなあ。
　本来なら日本酒でもいくところだが、どうにも進まない。
　昼酒の影響か。
　ビール1本で終了。

　計　1,700円
　お会計の際「どうもバタバタしまして、すみません」と言われてたが、特に店に不手際は無い。
　私から負のオーラでも出ていたか。
　自戒しよう。

　夕暮れに　根岸の町の　はすの華