味付け 横須賀中央「銀次」

2013年1月17日

　まあなんだかんだで昼飯は「麺屋こうじ」。
　期間限定麺は、こうじ風サンマー麺（770円）。
　当然、中盛り（1.5玉）である。
　サンマー麺とは神奈川特有のラーメンで、五目あんかけ焼きそばのラーメン版みたいなもんである。
　ここの場合、具の中に豚肉が入っているのにチャーシューがつき、更に味玉がのってくる。
　
　「麺屋こうじ」は面白い。
　近所にあってよかった。
　それと「サンマー麺」は面白い。
　
　焼きそばなら躊躇なく酢をかけるが、ラーメンなので自粛。
　途中で胡椒をかける。
　今のラーメンやで胡椒を使うことはまずないのだが、サンマー麺だけは欲しくなる。
　同じあんかけでも焼きそばに胡椒は合わない。
　中華丼には酢も胡椒も使わない。
　このテーマは追々探ってみることにしよう。
　
　昼飯の後、汐入のダイエーで「007 スカイフォール」を観る。

　「LOOPER ルーパー」がアメリカ的な光景にこだわったのに対して、こちらはイギリス。
　そしてどちらも中国を意識しているのが興味深い。
　お話としては007というよりも、大がかりな「踊る大捜査線」みたい。
　まあそれも途中まで。
　終盤スコットランドでの展開は、息をのむような濃密さ。
　
　映画の後、横須賀中央まで歩いて「銀次」。

　カウンター席に着き、燗酒（350円）。
　空気が乾燥し、それなりに歩いた後なのでビールも美味いだろうが、ここは意地でも燗酒。
　口に含めば、じーんとしみる。
　つまみはヌタ（500円）。
　中身はニラ、ネギ、ワカメ、イカ、げそ、タコ、エビ、マグロ。
　和食は好きなのだが、何もかも醤油味になってしまうところが不満である。
　そういう時に味噌は強い味方だ。
　居酒屋などでも、もっと味噌を使ったメニューを増やしてもらいたい。
　燗酒をお代わり。
　イカの塩辛（300円）も頼む。
　塩辛も味の基本はキモと塩。
　醤油を使う場合もあるだろうが、無くても成り立つ。
　湯豆腐などに組み合わせれば、味付けとしても使える。
　この問題も、後々考えていこう。
　燗酒は3杯飲んだ。
　計　1850円