天にきらめく幾多の星 THE BEATLES 「1」 [ROCKでいこう]
2011年7月20日(水)
54歳になった。
で、あらためてロックを聴いてみようと思った。
ロック54、という駄洒落である。
ここのところ読んでいる「僕はビートルズ」にちなんで、今回聴いたのはビートルズの「1」。
イギリス・アメリカのチャートでNo1を記録したシングル曲を集めたベスト版である。
したがって、ビートルズのポップ・スターしての魅力がたっぷり味わえる(はずだ)。
1曲目は「ラブ・ミー・ドゥー」。
イギリスでの発売は1962年。
ラストの「ロング・アンド・ワインディング・ロード」はアメリカのみの発売で1970年。
これだけは同時代的に覚えている。
この年の4月には、ポールが脱退を表明。
わずか8年の音楽活動だった。
ヒット曲を連発していた頃は子供だったので、一つ一つの曲に思い入れがあるわけではない。
ビートルズが解散した年に中学生になり、ラジオでアルバムごとかかっていたのをエアチェックして、それを聴いていた。
当時ビートルズは、アルバム単位で聴かなけりゃ、みたいな風潮があったし。
やがてハードロック、プログレ、テクノ、パンク、ニューウェーヴと時代は移り変わり、1980年にジョンが射殺された。
その頃社会人になった私は、数枚のLPを買った。
でもイギリスのバンドなら、キンクスに夢中になっていたっけ。
メンバーのソロ活動も含めて、ビートルズとは微妙にすれ違いだったという思いがある。
このアルバム「1」に収められているヒット曲を、同時代的に聴いて胸躍らせていた人たちが、うらやましい。
今回聴いてみて良かったのは「From me to you」「Can‘buy me love」「Eleanor Rigby」。
まあこれは、聴くたびに変わる可能性があるが。
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