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濃厚ホッピーにはご用心 横須賀中央「鳥好」 [横須賀]

5月12日(水)

 午前中曇り。昼は雷。雨も降るが、雷雨というほどものじゃあない。
 久しぶりの「麺やこうじ」で、鳥白湯ラーメン(だったかな?)。
 実は昨日も別の店で似たようなものを食べたのだが、やっぱりこちらのほうが美味い。

 午後はDVDで「続 荒野の用心棒」を観る。
 監督 セルジオ・コルブッチ
 主演 フランコ・ネロ
 原題は「DJANGO」
 ということで想像がつくように、クリント・イーストウッドの「荒野の用心棒」とは全然関係ない。
 まあ2組のグループが対立しているところに、一人の男が現れるてえのは似てはいるけど。
 マカロニ・ウェスタンな気分を味わえるのは、こっちの方かな。
 どろどろの地面を棺桶引きずって歩くジャンゴの姿は、のっけからいかがわしさ一杯。
 散々想像させて、その中身たるや・・・うーん、凄い。
 物語そのものより、見せ場のインパクトでつないでいく芸風は、なんだか「座頭市」みたい。

 DVDを見ている間に、すっかりいい天気。
 夕方、横須賀中央へ。
 肉が食いたい。
 ということで「鳥好」に行く。
 引き戸は開けっ放し。
 入り口近くに陣取ると、外の空気が感じられて実に気持ちが良い。 

 まずは生ビール。
 味噌皮を2本。それと、ゆで玉子。
 とにかくここに来たら、味噌皮を食べなければ話にならない。
 もうすでに煮込んであるから、すぐ出てくる。
 とりあえずこれをつまみながら、次の作戦を練れば良いわけだ。
 で、次のターゲットは、ササミのタタキ(400円)。
 「とりまさ」のササミのタタキは、表面を軽くあぶったカツオのタタキ系。
 対してこちらは、細かくみじん切りにしたアジのタタキ系である。
 さっぱりと、わさび醤油でいただく。
 途中でビールが無くなり、ホッピーへ移行。
 焼酎多量のここのホッピーは、ちょっと油断するともっていかれる。
 いや別片付けられちゃうわけじゃあなくて、あっちの世界へ言っちゃうという意味だ。
 以前、このカウンターで、一瞬記憶を無くしたことがある。
 その時は、気がついたらササミの天婦羅なんか食べていたっけ。
 別にひっくり返ったり、突っ伏していたりしてなかったけど。
 あれ、気がついたら、別の店にいたなんてことになったら嫌だよね。
 あの時も実は、違う場所に移動していたりして。
 店の作りも、親父さんも、おかみさんも、そっくりなんだけど実は偽者。
 って、誰が何のためにそんなことするんだ。
 しかし、記憶喪失ってのは、よく物語のネタになるよね。
 浜辺に流れ着いた一人の男。身の回りのことは出来るが、自分の名前や過去については思い出すことが出来ない、みたいな。
 「XーMEN」のウルヴァリンなんてのも、このパターンか。
 短時間の記憶喪失ってのも、魅力的だな。
 私は最近しないが、大酒飲みで一晩中はしごしている人なんかは、いくつも記憶に穴があるもんだ。
 で、たいていは気がつくと自分の布団(もしくはベッド)の中ってことが多い。
 たまには玄関だったり、ひどいときには公園だったりする。
 これが他人の庭かなんかで、しかもアメリカだったら撃ち殺されても仕方が無いわけだ。
 まあ、酔っ払ってアメリカ行っちゃうことも無いだろうけど。
 でも、わからんぞ。仕事で週一回はアメリカ行ってる、なんてえ人だったら。
 中は泥酔しているんだけど、表面はただニコニコしているだけで、はたから見るとそれとはわからない。
 キャンセルのチケットかなんか買って、習慣で搭乗手続きして、座席で一眠り。
 気がついたらアメリカ。
 しょうがない。ついでに一仕事しようかと思うが、手荷物がセキュリティーに引っかかる。
 バックをあけると、そこには見たことのない大金と、そして拳銃が・・・みたいな。
 うーん、大変だ。
 
 まあ、そんなことにならないように、ササミの串かつ(3本で350円)も頼む。
 さくっと飲み食いして、お勘定。
 計1920円。


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