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京急本線呑みある記 その37 六郷土手「広蘭」 [京急本線呑みある記]

5月14日(木)

 川崎で乗り換えた各駅停車は、多摩川を渡った。ここからは、いよいよ東京である。
 その最初の駅が六郷土手。八丁畷に比べれば、なんて判りやすい駅名だろうか。

 改札を出てすぐの道を、まず右へ行ってみる。つまり海の方だ。居酒屋、中華料理屋、蕎麦屋、米屋などが軒を連ねる。少し行ってからUターン。
 駅前を通り過ぎた道の右手に、「広蘭」と言う中華料理屋があった。軒先には、ホッピーの文字が入った赤提灯。早速、入店してみる。今は12時40分頃。それなりに広い店内は賑わっているが、開いているテーブルも幾つかある。カウンターは無いので、2人がけのテーブル席に座った。メニューはテーブルの端に立ててあるし、壁にも沢山の品書きが貼ってある。まずは生ビール(500円)。それに、この店の名物らしき海鮮焼きそば(880円)を頼む。
 ビール呑みながら、品書きを眺める。料理は単品でだいたいが680円。それにプラス200円で定食になるようだ。意外と早く海鮮焼きそばが来た。特にどうと言うことのない焼きそばだ。海鮮はイカとエビのみで、野菜が多い。
 途中でビールが無くなり、ホッピー(500円)を頼む。氷入りでマドラーもついてきた。ホッピーを注ぐとだいぶ余る。ナカだけ頼むことも出来るのだが、まあ控えておこう。呑みながら少しずつ継ぎ足していく。メニューではやはりお勧めの餃子との組み合わせを進めているが、今日はもう一軒行く。やはり控えておいた方が良いだろう。
 
全て平らげて、計1880円。

 店を出ると、海と反対方面に歩き多摩川緑地の掲示板があった。それに従い川原へ下りる。久しぶりだなあ。10年ぐらい前に花火大会を見に来て以来だ。天気も良いし少し歩こう。
 海の方面に向かった。京急の線路から見える公園の先は、歩いたことが無い。最初は、ゴルフの練習場や草野球のグランドが続く。一つのグランドに大勢の人が集まっており、長い棒の先に付いた大きなマイクが見える。何かの撮影だろうか。
 やがて草むらが続くようになる。そのほとんどが白詰め草だ。川にちかい所にはアザミが咲いている。犬の散歩、写真を撮る人、ダンスの練習をしている女の子達。川と緑地の間の干潟では、カモ達が泥をつついている。足の長いのはシギ、草むらから飛び立ったのは、ツグミの類だろうか。
 六郷水門を過ぎたあたりで潮の香りを感じた。行く手に飛行機が上昇していくのが見える。このまま行けば羽田だ。14時になったのをしおに、Uターン。来た時と少しコースを変えながら戻る。
 丁度草刈の真っ最中。草刈りカーが何台も走り回り、その後は一面緑のじゅうたんである。
 15号線の手前で一般道に戻り、六郷土手駅へと着いた。


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