ぷるぷるころり 横浜「豚の味珍」

９月４日（木）

相変わらず、怪しい天気だ。
夕方、ザーザーと降ってくる。
しかし職場を出るころには、ぽつりぽつり。
駅までは、傘もささずに歩ける。
横浜駅で外に出て、「豚の味珍」へ。
ここなら、また降ってきても、安心だ。
いつもの本店に入る。
奥の角の所に座る。
まずは瓶ビールを、ぐびりぐびり。
つまみは、尻尾にラッパ。
ラッパは直ぐ出る。
シャクシャクやりながら、ビールを呑む。
甘酸っぱい味が、暑さに疲れた体にしみ込む。
尻尾は、多少時間がかかった。
骨があるからか。
骨の周りの肉は、プルプルしている。
しゃぶった骨を、皿の上にころりころり。

ビールの後は、ヤカン。
チェーサーのウーロン茶は、頼まない
水気はビールで補給したし、今日は一杯でさらりと行く予定。
つまみも、尻尾の一品で終わるつもりだったが、物足りなくてもう一皿。
普通は頭か胃だが、左右のお客さんが食べているのが旨そうだ。
あれは足だったけ。
よし、こちらもあれにしよう。
足も、尻尾と同じく、骨がある。
尻尾と同じく、プルプルしている。
中華の豚足とは、感じが違う。
しゃぶった骨を、皿の上にころりころり。
小さな骨が皿に転がる感じが、怪しい。
Ｔボーンステーキや手羽先などには、あまり怪しさを感じない。
コップの焼酎を、ちびりちびり。
梅シロップの入った甲類焼酎が、怪しさをいや増す。
酔えば頭が、くるりくるり。
全部平らげ勘定したら、店を出る。
怪しい路地から、怪しいおじさん。
その足取りも、ふらりふらり。