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ドタバタ秘境アクションコメディー 「インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」 [映画]

8月3日(土)

とにかく暑いので、映画館へ脱出。
「インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」だ。
観たのは、横浜の映画館。
転勤してから、横浜に映画を観に来るのは初めてではないか。
そろそろ空いているかと思っていたが、結構混んでいる。
私の周囲は、満員だ。
おまけに、冷房が効いていない。
エコなのかもしれない。
ハリソン・フォード目当ての女性客に対する、配慮かもしれない。
しかし普段こういう状況に慣れていないので、気持が悪くなる。
途中で、しばらく寝てしまう。
もっとも冷房が効いていたら効いていたで、寝てしまったかもしれない。
なにせ、上映開始が12時55分。
昼飯を食べた直後だ。
最近とみに、この時間帯に眠くなる。
だったら別の時間にすれば良いのだが、こちらにも色々あるのだ。
とにかく途中で寝たので、正確な評価は出来ない。
が、だいたい話は理解できた。
壮大なスケールの、ドタバタアクションコメディーである。
ヒーロー物で新味を出すとしたら、主人公が苦悩するか、コメディーにするかである。
もともとこのシリーズ、コメディー風味が強く、いくら撃たれても、主人公はかすり傷一つ負わない。
その辺を馬鹿馬鹿しいと観るかどうかが、好みの分かれる所だろう。
原爆が爆発しても、けろりと助かるなんてのは、コメディーにしても無茶な気がする。
しかしまあ、全体としては面白かった。
秘境冒険物と言うのは、私の好きなジャンルである。
現代では成り立ちにくいジャンルなので、一昔前の時代設定が効いてくる。

日本でも、出来るのではないか。
時代は、昭和30年代に設定。
ギターを抱え馬に乗った主人公が、ふらりと牧場に立ち寄る。
開拓者であった父亡き後、しっかり物の娘と、ちょっと頼りない息子が切り盛りしている。
しかしそこへ何十年来音信不通だった伯父さんが現れ、謎のお宝を託す。
父親と伯父の間には、何か約束があったらしい。
秘密を話そうとした時、伯父さんは何者かに殺害される。
それ以来そのお宝をめぐり、ギャング団が襲い掛かってくる
ギターを抱えた主人公は、2人の姉弟に味方して戦う。
しかし多勢に無勢。
お宝は、奪われてしまう。
そこへ今度は、双子の美人の姉妹が現れる。
お宝は、彼女達が暮らしている南方の島から盗まれたものだったのだ。
だが一歩遅かった。
お宝はギャング団の手に、そしてスパイ組織、謎の超能力者集団の手へと渡っていく。
悲嘆にくれた美人姉妹は、歌を歌う。
するとその歌声が届いたのか、ふるさとの石像が大魔神に変身。
日本へと向かう。
しかし、なにせ元が石像。
南の島から海を渡ってやってくるには、無理がある。
体が重くて、泳ぐことも出来ない。
ひたすら海底を歩いていく。
途中で、大ダコに襲われている亀を助けたりもする。
亀は、お礼に大魔神を竜宮城へ案内する。
美しい乙姫様にのぼせた大魔神。
時のすぎるのも忘れ、面白おかしく遊んで暮らす。
ところが世の中、そううまい話ばかりは無い。
実はこの竜宮城、有料だったのだ。
亀も大ダコも、ぐるである。
見せられた請求書の金額に、大魔神は再び石になってしまう。
一方日本ではお宝をめぐって、果てしの無い争奪戦が続いている。
双子の美人姉妹は歌手としてデビューし、一躍アイドルになる。
主人公は牧場の娘と結ばれ、子供が出来る。
長い時が流れ、いつしか人々は何のために戦っているのか判らなくなってしまう。
大魔神は海の底で、石になったままである。
めでたし、めでたし。

なんだ、こりゃ。


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