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まだ自宅でごろごろ [自宅]

2006年1月3日(火)

太田和彦「東海道居酒屋膝栗毛」読み終える。
最後の2章(大津、京都)は、以前読んでいなかったことが判明。
と言うことは、1冊読み終えるのに、2年ちょっとかかったってことだ。
我ながら、うひゃあである。
でも、ほとんど再読とはいえ3日で1冊読み終えた。
今年は幸先がいい。

ビデオで「ひばり・チエミの弥次喜多道中」を観る。
タイトルどおり、主演は美空ひばりと江利チエミ。
それに東千代之介、千秋実がからむ。
監督は「殿さま弥次喜多」と同じ沢島忠。
昭和37年(1962年)の作品。
ひばり、チエミは江戸の芝居小屋の下足番。
麻薬の密売とその捜査に巻き込まれ、江戸を追い出される。
男姿の弥次さん、喜多さんに扮し東海道を旅の空。
行く先々で、てんやわんやの大騒動を巻き起こす。
なんせこの2人が主人公なので(特に江利チエミ)、歌って踊って笑わせる。
こてこてのミュージカルコメディー時代劇になっている。

楽しいなあ。
昔の日本の娯楽映画の素晴らしさを、つくづく思い知らされる。
前年には、アメリカで「ウエストサイド物語」が作られている。
ミュージカル映画というものの、1つのピークだったのかもしれない。
ちなみに私は「ウエストサイド」より、この「弥次喜多道中」の方が好きだ。
ここには、様々な可能性があったはずだ。
新しい時代のミュージカルコメディー映画、もっと作られてもいいのではないか。

ビデオを観た後は、散歩ついでにビデオの返却。
本屋にも寄り、本を買う。
杉浦日向子「風流江戸雀」。
新潮文庫だけども、中身は漫画。
古川柳を題材に、江戸の庶民の暮らしを描く。
この人の漫画は、はじめて読んだ。
男女の話が多く、どれも可愛らしい。
だけど、どこか妖しい感じを秘めている。
日常を描きながら、ファンタジーのような手触りだ。
時代物といっても、色々有る。

年末年始は、実にのんびりとすごさせてもらった。
ありがたい事だ。
さあ、明日からまた仕事。
張り切っていこう。


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