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残暑のブルース 汐入「ひさご」 [横須賀]

9月13日(火)晴れ

まだまだ暑い。
体調を崩す人間も、出てくる。
でも、空気には秋の気配が潜んでいる。
もう一頑張りだ。
駅近かで呑もう。

京急汐入駅を出て左へ、目の前の道を左へ行き、線路をくぐる。
最初の角を左折、左側。
三軒並んだ焼き鳥屋の、真ん中。
駅から一分。
そこにあるのが「ひさご」。

ひさごとは、辞書によるとひょうたんや、ゆうがお等またはその果実の総称である。
また、ひょうたんの中身を取り去り、酒や水を入れる為の容器としたもの。
更にそれを二つに割り、水などを汲む用具としたものを言うとある。
なるほど、店の名前に良く使われるわけだ。
もっとも、知らないのは俺だけだったりして。
ちなみに、果実としてのひさごは、秋の季語。

名前はともかく、「ひさご」はカウンターだけの小さな焼き鳥屋。
10人ちょっとで、一杯か。
カウンターの中には、若い女性が二人。
こういうのは珍しいと思う。
1人が焼き手。
もう1人が、それ以外を受け持つ。
夕方5時開店なんだけど、5時には暖簾が下がってない。
それでも入って、生ビール中(500円)を注文。
ジョッキは氷結、シャリシャリと氷片が口に入ってくる。
店は、まだ炭を起こしている最中。
ドライヤーみたいなもので、ゴンゴン起こしていく。
お通しは、フランスパンにトマト等を刻んだものを乗せて焼いたもの。
サービスで「おっとっと」もいただく。
前はメロンパンだか、もらった記憶がある。

ビールはあっという間に飲み終わって、ホッピー白(500円)を注文。
ここでは、ホッピーは白か黒か、氷入りか氷無しかを選ぶ。
氷無しで頼むと、ジョッキに約半分の焼酎。
氷を入れると、殆どホッピーが入らない。
横須賀では結構こういうことがある。
ちなみに、ジョッキとホッピーは冷えているが、焼酎は常温。

まずは、レバ、ハツ、カシラ(各110円)を塩で注文。
「レバです」。
いつもレバだけ一本、先に出てくる。
うーん、なんだかかっこいい。
続いてハツ、カシラ。
ホッピーとよく合う。

窓、扉は開けっ放し。
エアコンはあるらしいのだが、つけていない。
8月はつけていたのだが、どうも体調が悪くなるとの事。
客としては、あまり気にならない。

黒ホッピー(500円)と、トマト巻き(250円)うずら巻き(250円)注文。
黒ホッピーも良いなー。
他のお客さんも入ってきて、賑やかになる。

こちらはお勘定。
久しぶりのホッピーだったが、気分さわやか。

ここで一句。

秋待ちて ひさごで酌みし 黒ホッピー

失礼しました。


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