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盛況 池袋「ふくろ」 [東京]

10月9日(火)

池袋の「新文芸座」に、映画を観に行く。
観たのは「オペラハット」。
監督 フランク・キャプラ
主演 ゲーリー・クーパー
1936年の作品。

主人公は、田舎町に暮らす青年。
友人と工場を経営する傍ら、詩人としても成功している。
詩人と言っても、クリスマスカードに書いてある文章などを考える人のようだ。
街の楽団では、チューバを担当。

そこへ突然巨額の遺産が舞い込み、一路ニューヨークへ。
金目当ての人間や、スクープを狙う女性記者などが絡み、てんやわんやの大騒動。

平日の昼間なのに、館内はかなりの混み方。
少しでも空いてる所を探してたら、前の端になっちゃった。
正直観づらいんだけど、それがまた味がある。
昔の名画座じゃあ、立見なんてざらだったものね。

映画の後は、酒。
時間が早いので、「ふくろ」に行こう。
なにせ、朝からやってる。
ええと「ふくろ」って、どの辺だったけ。
久しく、行ってないものなあ。
適当に歩いてたら、そのうち見つかるだろう。
あれ、全然それ風の所に出ないぞ。
一回、駅前に戻ろう。
地図を、見る。
わっ、反対側だ。
とんだ、おのぼりさんである。

すったもんだの挙句、何とか「ふくろ」に到着。
店に入ると、カウンターはギッチリ。
反対側まで歩いて、やっと座ることが出来た。
飲み物は、ホッピー(380円)。
氷のたっぷり入った、ジョッキ。
焼酎の入った、緑色の一合瓶。
それに、良く冷えたホッピーが出てくる。
焼酎を半分注ぎ、ホッピーをどぼどぼ。
こちらも、半分ほど余る。
カー、美味い。
お通しは、玉こんにゃくが3つ。
つまみに、ハムエッグ(350円)を頼む。
料理は別のところで作られ、料理用の小さなエレベーターでやってくる。
多量のキャベツが、添えられている。
何をかけるか迷う所だが、今回は醤油。
醤油やソースは、カウンターの上に置いてある。
酒のつまみとしてのハムエッグてのも、なかなか良いもんだ。
素朴で、モダンで、どこか懐かしい。

一杯呑み終わって、新しくジョッキに焼酎を注ぐ。
氷は、3分の1ぐらいになってしまった。
カウンターのあちこちに、氷の入ったアイスペールが置いてある。
氷の欲しい人間は、自分でそこからとる仕組み。
でも、氷はいいや。
まだ、焼酎もホッピーも冷たいし。

ハムエッグの後は、トマト(350円)。
なんだか今日は、こじゃれたものばかり頼んでいる。

ホッピーを、お代わり。
アジフライ(400円)も、頼む。
こちらはソースで。

ハムエッグ、トマト、アジフライと並べてみると、大衆食堂のおかずみたいだ。
さっきは、こじゃれたものなんて言っていたけど。
ホッピーにゃあ、この手のものが、合うんだなあ。
和洋折衷って言うのか。
メンチやポテサラ
なんてのも、そうだよね。

計2060円


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