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焚き火と満天の星 [その他]

11月21日

男4人で、キャンプ。
別に、象の墓場を探しに行った訳じゃない。
焚き火を見ながら、酒を飲むのが目的だ。
場所は、千葉の南房総にあるオートキャンプ場。
私はテントでのキャンプは、初めてである。

昨日までの寒さが、嘘のよう。
現地に着いたら、まず設営。
季節はずれのウィークデイなので、他には誰もいない。
テントを張り、バーベキューのセッティングをしたら、車で海岸沿いの入浴施設へ。
一汗流して、キャンプ場に戻ってくると、もう真っ暗である。

焚き火を燃やす。
一度目は、失敗。
二度目で、何とか火がつく。
焼肉は、バーベキュー用のグリルで。
まず、ビールで乾杯。
クー、美味い。
がっちり食う為に、昼飯抜きだったのだ。
さあ、肉食うぞ。
だが最初のうちは炭の火力が弱く、なかなか焼けない。
まあいいや、時間も酒もたっぷりある。
どーんと構えよう。
ビールの後は、ワイン。
オーストラリアの「ウルフ・ブラス」という銘柄の赤。
ポイントは、スクリューキャップ。
ワインはあるがコルク抜き忘れた、なんてことがあると嫌だものね。
それにコルクだと、抜き差ししているうちに壊れちゃうなんてことも、ありそうだ。

段々火力も強くなり、肉を載せるとジュージュー言うようになってきた。
良いぞ、良いぞ。
ワインも美味い。
日常生活では、ワインは殆ど呑まない。
しかし、バーベキューなどでは良いなあ。
冷やしたり、温めたり、割ったりせずにそのまま呑める。
ワインの知識は無いが、その店の売れ筋の物で良いだろう。
だいたい値段も手頃だし。
ただ、一本しか買ってこなかったので、あっという間に無くなってしまった。
では、ウィスキーに移ろう。
ニッカの「モルト100ウィスキー12年」。
ボトルが格好良くて、選んだ。
ウィスキーも最近は、家で呑まない。
やはり、野外向きだな。
ただ、バーベキューにはもう一つか。
ハムやチーズなどをぼそぼそ食いながらだと、良いかもしれない。
缶詰のコンビーフとか、ビーフジャーキーとか。

肉の部が終わり、引き続き海鮮へ。
サザエや牡蠣などを焼く。
やっぱり、白ワインも用意しとくんだった。
次の課題にしよう。

さすがに昼飯抜きで挑んだだけあって、みんなの食いっぷりは良い。
用意した食材は、全部平らげたようだ。
後は焚き火を見ながら、まったりしよう。
口々に「炎は良い」と繰り返す。
もう酔っ払っているので、同じことばかり言っている。
しかし男と言うのは、火が好きだな。

あたりは、少し山に入ったところなので、星も凄い。
雲ひとつ無い、満天の星空だ。
「星が一杯だ」と何度も繰り返す。
「腹も一杯だ」なんて言ってる奴もいる。
流れ星も見えた。
しかし一瞬の間で、願い事を唱える暇も無い。

風は昼間、少し吹いていた様だが、今はない。
季節はずれのキャンプとしては、かなりの当たりではないか。

聞こえるのは、自分達の話し声。
木の燃える音。
かすかに虫の音。
遠くに波の音。
たまに、獣が動いたらしき音も、聞こえる。
来る途中に、タヌキらしき獣を見た。

気がつくと、夜中の1時。
その前に時間を確認したのは、9時だった。
いつの間に、そんなに時間がたったのだ。
さすがに寒くなってきた。
そろそろ寝るか。

しかしまあ、濃密な時間だったなあ。


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