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歴史と新世紀 町田「柿島屋」 [東京]

3月23日(木)

町田の「まちえい」に映画を観に行く。
岡本喜八監督の「侍」。
主演は三船敏郎。
画面は白黒。
話も予想以上に、地味な映画であった。
客も、かなりの年配者が多い。

映画の後は、酒。
当然、桜肉の「柿島屋」。
店へ行く途中、交番の手前辺りで、メイドカフェの呼び込み。
衣装は白黒。
先程までの世界とは、凄いギャップだ。
でも、どちらもコスプレであることに、変わりは無いか。

敷居が高そうな「柿島屋」の入口も、2度目だと平気で入れる。
すたすたと歩き、店の奥、壁の前に座る。
前回来た時と、ちょうど対角線上の反対側になる。
ここから店内を見渡すと、また違った感じだ。
グループ客もいるが、ほとんどが高齢の1人客。
もっとも「まちえい」よりは、雰囲気が若いような気がする。
なんたって、馬肉の店だからなあ。

歴史の有る店だが、店舗は新しい。
広くキレイだ。
高い場所には、壁掛けの大型テレビ。
今日は相撲。
時代劇とメイドカフェが並存する街に、相応しい。

酒はホッピー(473)。
つまみはメンチ(420円)と、おしんこ(210円)を頼む。
ホッピーを頼んだ時、「ええと・・・」と言われたので、すかさず「白で」と答える。
「ええと・・・」だけで全てを察するなんざ、慣れたもんである。
もっとも、本当は全然違うことを、言いたかったりして。
「ええと、お客さんチャックが開いてますよ」とか。
さりげなくチャックを見るが、大丈夫である。
良かった。

ホッピーとおしんこは、すぐ出てくる。
フラスコのような瓶に入った焼酎を、ホッピーのジョッキに注ぐ。
更にそこへ、ホッピーをドクドク。
注ぎ終わってぴたりと収まる、この快感。
ああ楽しい。
手作業の楽しさだ。
もっとも手作業としては、この程度がいい。
おしんこを頼んだら、糠床と野菜が出てきたりしても困る。
あ、でも自分のキープ糠床なんてあったら、それはそれで楽しいかも。
漬物酒場。
しょっちゅう来なきゃいけないな。

メンチが揚がってくる。
珍しい馬肉のメンチだ。
ソースを掛けて早速いただく。
感想は、やっぱり普通のメンチのほうが美味いなって感じ。
どうも味が淡白だ。
もっとも、その分ヘルシーな感じはするが。

さて、次は何を頼もうかな。
よし、もっと強い味付けになっているだろうチョリソー(473円)にしよう。
勿論、馬肉のチョリソーだ。
酒はそれに負けないように、焼酎の梅割り(263円)にする。
「一杯分?二杯分?」と訊かれたので、反射的に「二杯分」と答えてしまう。
実に意地汚い。
まだ混雑していないので、いつでもお代わりは出来るのだ。

出てきたのは、梅割り用の分厚いグラス。
ホッピーの時と同じ、フラスコのような容器に入った焼酎二杯分。
それにワンカップのような容器に入った、梅シロップ。
焼酎は冷えていたが、グラスは常温。
梅シロップは、どうだったかな。
グラスに焼酎を入れる。
梅シロップを入れる余裕をもって入れると、フラスコの中には一杯分以上残る。
梅シロップを注ぐ。
やはり手作業が楽しい。
受け皿は無いので、こぼさないようにしなくちゃね。

チョリソーは、見た目普通と変わらない。
中身はやはり、少し淡白かな。
ただ、味つけが濃いので、梅割には合う。

結局前回を含め、馬肉は刺身が一番いいようだ。
食べてないが、恐らく鍋もいけると思う。

しかし梅割り2杯は、なかなかに効いた。
さあ、そろそろ帰ろう。
テーブルの脇の伝票を持ち、お勘定。
計2102円。

前回訪問記録 3月3日。


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